世界の終末を見届けた
物語は終わりを告げた
彼らは答え合わせをしなかった
問うことさえも諦めていた
血腥い人類史に終止符を打ったのは
紛れもなく人類自身だ
電信柱の上で鴉(からす)が鳴いた
もうそろそろ夕暮れ時か
彼らがここから居なくなっても
時間は動いているようだ
向こうで元気にしているのかな?
争いは今でも続いているのかな?
あの頃みたいにな悲劇は御免だ
過ちを繰り返した結果がこれだ
みんな違ってみんないい訳じゃない
それを証明したのは人類だ
彼らを知るものが居なくなって
彼らを裁く者も消えて
彼らの言葉が溶けていく
彼らの祈りは彷徨い続ける
きっと覚めない眠りの中で
それぞれが願った理想郷へ
私は彼らの為に祝福を歌う
最後くらいは盛大に
不死身のワルツを奏でるよ
痛みも哀しみも無くなった世界
留まる事を選んだ私だけが佇む正解
彼らが盲信した偶像からは未だ応答無しか
電信柱の鴉達が羽ばたいた
無数の光が地に墜ちた
私はゆっくりと目蓋を閉じた
今のうちに私も眠ろうか
これで君ともお別れだ
さよなら世界
さよなら……私。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

おしまい(THE END)

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投稿日:2023/04/20 08:05:55

文字数:467文字

カテゴリ:歌詞

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