裸足のままで
歩くアスファルト
車の中に
置き去りの
ガラスの靴

お終いは多分
最初から決まってた
なのに泣いてた
大声に吠える犬
かじった毒林檎は
甘苦かった

夜に溺れてく
泡になれなくて
手を伸ばす場所は
さっき無くした
遠い水面に
あなたは映らない
お姫様のように
助けは来ない


メイクが落ちた
黒い顔見たら
野獣も薔薇の
救いにと
囁かない

可愛いはあの子
敵わない当然だ
だけどこの髪
あなたへと伸ばしたら
昇って来てくれると
信じたかった

夢に囚われる
茨身にまとい
目を開けてみても
きっと独りで
深い痛みを
あなたは拭わない
お姫様のように
愛されたかった


おとぎ話の様に
綺麗に生きられない
あなたも愛されたかった
それは私じゃなかった


表情(かお)に騙される
中身読み違え
kiss求められて
照れて拒否して
内にこもった
あなたの望みへと
お姫様のように
寄り添えなかった


あの子は聡明で
おまけにまっすぐで
だからね そう わたしは
お姫様にはなれなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

お姫様にはなれなかった

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投稿日:2025/06/25 18:21:47

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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