午前2時、暗闇の街の中に一軒のお店があった。
外にも木の机といすがある
そこに一人の少年がいすに腰掛けていた
「悪い子にはおしおき・・・」
そういい構えるピエロ
「あはは、おしおき?なにそれぇ~」
その少年は立ち上がり街灯の下にたった
顔は白塗りの顔の少年だ。
「悪い子にはおしおき・・・」
ピエロはその一言しか言わない
そのときだった「やめなさいピエロ」
ピエロの肩を叩く人物がいた。
後ろに振り返ると、サンタさんがいた
「あ・・・サンタさん」
「ピエロこの子は、おしおきしなくとも大丈夫だ」
そういうと白塗りの少年に「もういきなさい・・・」といった
「あはは、サンタさん面白いねぇ~じゃあボクかえるねっ!」
白塗りの顔の少年は、どこかに消えていった・・・
<図>
┃ ┃ ━━━━━━━
┃【少年】┃ ┃
┃ ↑ ┃ ┃ ━━━━━
┃ ↑ ┃ ┃ ┃
┃ ↑ ━━━━【店】━━━━━━━━━ ┃ 【家】
┃ ↑ 灯【サンタ】↓ ┃
┃ ←←←←←←←←← ━━━━━
━━━━━【ピ】 ━━━━━━━━━━━━ ━━━━━
┃ ┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃ ┃ 【家】
┃ ━━━━━
┃
━━━━━━━
「すみません」
ペコリと頭を下げる
「いいんだよ間違いは誰にでもあるさ」
何か少年がかえった方向と反対の方向の建物の辺りに影が見えた
「ピエロ、何か影が見えるぞ?」
サンタさんは影が見えた方に指をさす
「あれ?あの少年はもう帰ったはずだし誰だろう」
そういいサンタさんが指をさした方に行ってみた。
すると・・・可愛らしい少年が家にむかっていった
「おいっ!起きろよ、遊ぼうぜ」
目の前の家の2階の左端の部屋に向かって大声で叫ぶ
どうやら、あの少年は眠れないらしく友達と遊ぶようだ
「えっ・・・ちょっとまってて」
部屋の窓から身を乗り出し下にいる少年に答えをかえす
しばらくしてドアからもう一人の少年がでてきた。
「おれさぁ、何か眠れなくて目さえちゃってさ」
「そうなんだ、僕は今親たちは仕事で家いないからテレビみてたんだぁ~」
わいわいと話す何も知らないあわれな少年たち・・・
「悪い子にはおしおき・・・」
ピエロは、服から刃物をだす。
「・・・?」
首をかしげ声がした方に顔を向ける
「悪い子にはおしおき・・・」
少年たちは、ピエロに気づくとあまりの怖さに声が出ずからだがガクガクとふるえている
「ギャー・・・」
次の日の朝、二人の少年は死体となって発見された・・・。
その死体が発見された夜、ピエロはまた深夜の街を歩く
「おぉ、ピエロっ!どうだい?俺の手品をみていかないかい?」
ピエロに呼びかけるのはやさしく暗い目をした七番目の手品師
ピエロは手品師の方を向き「別にいい・・・」
そう一言いうと俯き歩き始めた
「冷たい奴だなー、おい・・・ここから逃げださねぇーか?俺がしっかりとサポートするぜ?」
「・・・考えておくよ」
ピエロは俯きながら答えた
「じゃあ明日の夜返事をくれ」
ピエロは疲れきった顔をしてサンタさんが座っている椅子のそばに立った
「どうした・・・ピエロ」
「サンタさん、裏切り者がいます」
サンタさんはその話を聞くとピエロの頭をなでた
「ありがとうピエロ」
「・・・はい、お役に立ててよかったです」
次の日、手品師は行方不明になった・・・。
その夜、いつもの裏路地の影で悪い子を待ったすると
何かどこからか銃声が聞こえてきた。
「胸が痛い・・・これが死ぬって事?」
どうやらその銃声はピエロに向かって撃たれたようだ
このとき初めて気づいた・・・
人が亡くなる悲しさをそして
この世界が黒い夜の世界から、血であふれる真っ赤な世界に変わってしまうことを
「神様、ごめんなさい・・・人を簡単に殺したりして・・・ごめんさない・・・」
必死に謝る・・・しかし体が限界に近づいてゆく
「・・・ボク・・・眠くなって・・・きた・・・」
そしてとうとう目をつむってしまったそのときある夢を見た
「可愛いわね・・・」
幼い頃のピエロの頭をなでながら微笑んでいるのはお母さん
「あぁ・・・こいつの顔はお前そっくりだな」
お父さんも笑顔で微笑んでいる。
「え・・・?ボクってお母さん似なの?」
「・・・この夢、ボクが幼い頃に見ていた奴」
精一杯の力を絞り一言だけ言うと死んでしまった・・・
「あわれなピエロだな・・・」
八番目の狙撃手はそういうとさっていった。
「はぁ・・・だから逃げようっていったのに・・・」
そういうのは行方不明のはずの七番目の手品師だった
END
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