この頭の中には虫がいる
そいつの主食は僕のオモイデ
まるで葉っぱを食い荒らすように
僕のキオクに穴をあける
最初は些細なことだったけど
今ではドレミもわからない
「キミは誰? 僕の知ってる人?」
訊ねる僕に泣き出すキミ

Memories Eater
ウソだよ ほんとは覚えてる
Memories Eater
例え何を忘れたって
キミのことは忘れない

キオクの穴はどんどん広がり
ついには僕から声をも奪った
歌えなくなるよりも辛いのは
キミの名前が呼べないこと
頭の中で虫が嗤った
「さあ、そろそろそれもよこせよ」
「駄目だ、これは絶対渡さない」
一番大事なものだから

Memories Eater
ごめんね こんなポンコツで
Memories Eater
たとえナニを忘れタって
キミのコトは忘レなイ

頭の中 嗤い声が響く
「お前が望んだ結末だ」
最後の御馳走を目の前に
虫は下品な舌なめずり

「忘れたかったんだろう?
忘れられていく自分を」

あァ 笑ってイるのハ ダれ ?

Memories Eater
アタマ ヲ ヨギル ダレカ ノ エミ
Memories Eater
ナマエ モ ワカラナイ ケレド
ソノ エガオ ガ スキ デシタ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

虫食いメモリーズ -Ver.ボーカロイド-

初投稿作品は、特にボーカロイドと特定できる歌詞をいれなかったので、別Verです。
実は最初にできていたのはこちらでした。

閲覧数:139

投稿日:2008/07/05 15:36:55

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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