ねえねえお願いを聞いてよ
私と一緒に言ったあの日に
戻りたい　触りたい
あなたは優しく接して楽しく笑ってた
大喧嘩したこともあったね
でもあなたは許してくれた
手を離さないって約束していた

ねえ
どうして起きないの
いつまでも話そうって　言ってたよね？
ねえ
なんで帰って来ないの
夢を見て　夢を聞いて
私は現実に居たのに
どうしてあなたは話してくれないの

やるせないよ
逃げられないな
どうしようもなくて
あなたのお家で泣いていた
諦めたくなくて　また話したくて
しかたない気持ちを育んでいた
でもあなたは戻って来てくれない
手を離さないって約束は？

ねえ
どうして戻らないの
私がこんなに悲しくしてるのに
幸せにするって言ってたよね？
ねえ
なんで約束守らないの
離した手を　流した手を
私が触れていた
どうして戻ってこないの

もうどうしようもなくて泣いていた
でもあなたは帰ってこなかったんだ
今までずっと寝ていたあなたを覚ませなかったんだ
「ごめん」なんて言葉も出なかった
涙は私から零れ落ちた
へたり落ちるにはいい地面だったんだ
一日を無駄にしてもよかった　身軽なあなたのためなら