微睡を鬻ぐ沙上のカンパネラ
譬えられない夢で溢れた
延々と続いていく憧憬のその果てに
言葉の重さを知ったんだ
願いを重ねては凪が踊りだす
声が掠れて仕方がないわ
歪んで消えて逝った空の輪郭も
見えた気がしてさ
「吐いた息が淀んでは戻れない」の愛の歌
捨てた夢がまた鳴り出した
藍が 灰が ほら咲き誇る
此処で君を待つ
痛む胸を抱えては愛を号んだ
終点に影を忘れた様だ
其処には無い大空を探し泣いた雨の音
それでも私はまだ独りなんだ
黄昏だけが明日を嗤うんだ
隠したコトバで…
ナイモノ語りで宵が褪めるの
慟哭だけでは満たされないの
最果てに浮かぶ哀の鼓動さ、今は未だ
報われない悲しみをどうぞ
全部どこかに届けてください、なんて
おどけた足でこの街を往く
沈んだ窓辺に無意味を隠した
固陋に呑まれ足を止めるの
濁った息を全部 滑稽な仕草で
吐き出したいんだよ ねぇ、ねぇ、ねぇ!
夜半に鐘が鳴る 止まないエンドロール
塞ぎ込んでは独りで果てた
等閑の感傷に音を重ねて
虚空に溺れていく
「自分可愛さに虚勢を撒いては弱さで束ねた毎日が
いつかは腐って死を招く」って 何処ぞの写本に書かれていて
それでも良いのさ。私のそばには君が居ないから
こんな脆弱も華に成るのでしょう
悼んで夜を廻すの
あの面影はもう隠し込んだ
虚構が夜を埋めて已まないの
滲みだす波が頬を抉るの
探しても淡い理想だ 全部エゴの海
濁点の群が世界を攫うんだ
踏み越えなければ明日は無いんだ
描いた夢はまた明日へと・・・
これから連なる哀の連鎖も
別れの悲しみも果ても全部
貴方の分まで背負うよ。だから泣かないで?
金切り声で空を湧かし眩んだ
神様馬鹿野郎!って叫ぶんだ
掠れたコトバで・・・
泣いて笑ってその日が来るって
君が死んだ後に気付いたって
蒼天に咲いた愛の魂動は今も、まだ
次はもっと長く寄り添えるように
サヨナラ。また逢える日まで、なんて
明日は二人でこの街を往こう?
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stonebook
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