離れたくない
離れたくないよ
ずっと君と一緒にいたい
けれど、それは叶わぬ思い
だって だって私は――


何もかも忘れて
自分が誰もかも分からないまま
道端で雨に打たれて
蹲っている私を
君は ふわり微笑んで
声を掛けてくれたね

それから 私は
君と一緒に暮らす事になって
毎日がとても
楽しかった――

けれど、ある日
気付いてしまったの
私が歩く その足元に
影が無いと言う事を―― 

分かっていた、分かってたよ
何時かはこういう日が
来る、て事


だから、おしまい
もうおしまいだよ

本当は私だって
君とずっといたい
だって君の事が好きだから
でもそれは叶わない
だって、だって私は―

もう、死んでいるのだから


だから・・・

だからせめて
最期は笑顔でいさせて?
最期くらい――
笑って君と別れたい


「さようなら」

そう言って私は
君に微笑んで
そっと 手を振った


私が消える、その前に
君は想いを伝えてくれたね

「         」

ふわり 光に包まれながら
消えて逝く私は
涙を浮かべながら
それでも微笑んで

「      」

と  返した



もう私はこの世にいない
何時か魂が生まれ変わっても
忘れる事は無いであろう、
君へのこの想いを
胸に抱きながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

タイトル未定

タイトルは未定です。
取り合えずは死んじゃった女の子と男の子の切ないお話・・・です。
少女はリン、少年はレンです。この後レンsideを載せるつもりです。
死んでる事を知らなかった少女が最期に笑ってたのはきっと大好きだった少年に涙を見せたくなかったからだと思います。まぁ、解釈は人それぞれ、て事で。
読んで頂き有難う御座いました!

閲覧数:170

投稿日:2010/05/29 16:13:42

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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