華燭の舞台で 絹の衣裳に包まれ
薔薇色の頬を微笑で飾って

妙なる旋律 アゲハのように
艶やかに今宵も舞い踊る

さあ謳え この世の春の光を
幻飾 身に纏う 狂宴の日々
やがて夢は果てて 花も散ること
今は知るはずなく 汝よ 咲き誇るがいい


白磁の素肌に 数多の紳士囚えて
薄紅に染まる胸元いざなう

彩なす色恋 媚薬の味に
華やかに今宵も酔い痴れる

さあ踊れ この世を想いの儘に
幻色 あざやかな 嬌乱の日々
やがて宴 果てて 灯りは落ちて
静かに幕が降り 終焉を告げるときまで


見よ、汝 鏡に映りし姿
闇夜の彼方から 忍び寄る影
いつか甘く滴る 季節は去りて
儚き現し世を 汝よ ただ嘆くがいい

聞け、汝 我が名は黄泉の狩人
闇夜の彼方なる都の番人
枯れた白い指で 我を求めよ
静かに音もなく 汝を 永遠へ導こう


…汝と 永遠へ 死の舞踏…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

死の舞踏

閲覧数:118

投稿日:2019/06/01 18:39:57

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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