君はクラスでも派手なタイプで
髪は明るい茶髪で
裏表のない笑顔がとても眩しい人だ

僕が屋上でねころんでたら
聞こえる喧嘩の声
すれ違いが多すぎて
愛しあえずに別れたようだ

君には強くてイケメンのサッカー部の彼氏がいた
あなたを好きになったのはそんな修羅場のことでした

君は泣いていたんだ
君は泣いていたんだ
あいつに傷つけられ泣いてたんだ
君が泣いている顔見るのは
このときが最初で最後になるでしょう

僕は怒っていた
僕は震えていた
君を泣かせる奴が許せない
すぐ出て行ってあいつを殴り飛ばす
そんなことできずに ただ見ていた

時はたち10年後の同窓会
君に会えると信じて
僕はスーツきて仕事ができる男演じた
ついに君に想い伝えようと何度も練習をした
遅れてきた君のお腹は
大きくなっていたんだ

「新しく家族になる人は面白いことを
ひとつも言えないけれど
私の笑顔守ってくれる人です」

君が幸せなら
君が笑っているなら
僕はただそれだけで嬉しいんだ
君が嬉しそうに家族の話
している姿を僕はただ見ていた

雨が降っていたんだ
汗をかいてたんだ
僕はけして泣いてなどいなかった
あの日あの時なぐさめにも行かずに
見ていただけの僕に
悲しむ資格などないんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

傍観者

閲覧数:93

投稿日:2020/01/20 00:41:22

文字数:533文字

カテゴリ:歌詞

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