僕だけの神様だと
思い込んでいた青女は
もうどこかへ行ってしまった

五月病の様に気怠い
八月の夕暮れ
空の色はモノクロ

雪解けと共に消えた
甘く切ない恋物語
冬の終わりと春の別れ
置いてけぼりの夏休み

白い吐息と共に吐いた
「行かないで」の言葉
凍えそうな体を丸め
孤独を抱いて眠る夜

桜並木 散り行く思い出
祭囃子 下駄の音
あの時の後悔
離れた手

もし僕がと描いた世迷い事は
叶わない夢の話だけど
そんなことはどうでもいいんだ
ただ傍に居たかった
もし君が隣で笑ってくれてれば
世界は薔薇色に変わってた
今ここにあるのはなんだ
変われなかっただけの僕

運命は時に残酷なんだ
根拠も無い永遠を見せる
それに縋ってばかりだった

雪花の様に咲く貴方は
正しく神だった
僕は言わば狂信者

白いマフラー 片っぽの手袋
小さいストーブ 暗いバス停
知らない街 知らない風景
薄明り 終電

「君はずっと止まったままだ」
「私は先へ行くね」
足音 遠ざかる背中 零れた涙

もし僕がと描いた世迷い事は
叶わない夢の話だけど
そんなことはどうでもいいんだ
ただ傍に居たかった
もし君が隣で笑ってくれてれば
世界は薔薇色に変わってた
今ここにあるのはなんだ
変われなかっただけの僕

桜と共に散った
雪と共に解ける君の声
この夏を超えたら
君の居ない冬が来る

その時が 来る前に
さようなら さようなら
君だけはどうか 幸せであれ

二人の世界があったとしたら―
どうでもいいか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

モノフォビア

とある曲に影響を受けて書きました。
共に居るはずだった人を失って、生き甲斐も失った人の話です。
後を追ったって逢えるわけじゃないのにね。

もっと見る

閲覧数:60

投稿日:2025/11/18 19:49:14

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました