小手先の不幸せ貪り尽くし笑う
火遊びのように街は
あっちこっちわざと揺れてく

ゴミみたいな正義でゆらゆらと胸を刺す
あちらの話聞かず
あっちこっち喚き散らす
足元救われた人を見る目で微笑む
グラグラの事実からどっちどっち抜けやしないや

そう誰もが勇者のように振る舞う

謹慎処分の枠を超えずに
ありふれてた憎悪散らして
勧善懲悪の劇を描いてさ
汚れた耳を塞ぐ

子供のような爪で無邪気に顔を削る
電子の海の渦で不安非難止まらないや
探偵のフリした誰かが火を注いで
小道のような業にあっちこっちから殴る

そう誰もが王者のように裁いた

謹慎処分の域を超えない
ありふれてた人を汚した
安全地帯の隅で嘲笑う
闇夜に紛れて暮らす

終わったなクズだよな
棘にまみれた言葉がやめられない

小手先の不幸せ
貪り尽くし笑う
ゴミみたいな正義で
誰かが火をつけてく

止まらないや
そう誰もが聖者のように騒いだ

謹慎処分の枠を超えずに
ありふれてた人を潰した
安全地帯の隅で隠れてく
罪から逃げ続けてく
憎悪を散らす
耳を塞ぐ