もう金輪際君の
ふざけた顔なんて見たくないよ

バスからこの街見下げりゃ
誰かと歩いた足跡が
いやきっと気のせいね

疲れているんだわ私
イヤホンで塞ぐファンタジー
障る通知音

綴じたページが
また溢れ出す
望んでもいないサルベージ

お邪魔虫
過去の話でも
思わず指が触れちゃって

開いた被害者と敗者の窓から
面会時間も無視してサヨナラ
したいのにまた凝りもせず来た
ああウザったいな

もう金輪際君の
ふざけた顔なんて見たくないよ
夢から醒めてくアイロニー
君が無くしたその手で
“愛”なんて歌った日にゃ
笑い死んでしまうだろうよ
「もう一度会えないか」なんてウケる

こんな手紙は破いてバイバイ
そんなんじゃ私動かない
落ちたものね

今更縋ってバカみたい
ネオンの光は褪せない
それ君だけよ

独り暮らし
見る目もナシ
街灯もいない帰り道

クズだらけの
人遍歴
何が災いか知りたくて

幼気な背景は最低な自己防衛
悪いのはいつも君の方で
それよりこのアプリ消すには
どうするんだっけ？

もう分かんない
誰も私自身も解けていくの
茨に塗れた退路に
少し眩しさ覚えて
そんなんじゃダメよ
ループして何巡目分かってるでしょ
「もう二度と」
震える手が空を切る

もう金輪際
そう大嫌い
ああどうして
そっか私がいなきゃ

駄目だって零した
その弱音さえも愛しくなるの
贅言撤回最後に
するから許して

再展開君と私でgo away 願ってもない
血反吐に汚れた航路に
何処か意味さえ感じて
そうやって迎えた
二人のHAPPY END
寂しかったでしょう？
「大丈夫」
私がここにいるから