僭越ながらgekou4444さんの曲からインスピレーションを受け、勝手ながら作詞させて頂きました✨✨
自分自身に恋する少女のお話。

以下、歌詞全文
↓↓↓↓↓↓↓↓


可愛いね 可愛いね

生まれた時からそれが当たり前だと思っていたの

可愛いね 可愛いね

嬉しくて 嬉しくて

舞い踊る中庭

ひらひらり舞う 薄桃色の袖

ぱちぱちと 拍手 笑う父と母

嬉しいから もっと期待に応えるの

濃い紅付けて 頬に赤み添え

ご覧あれ 誰よりも尊ばれるべき私

ぱちぱちと拍手 笑う父と母

でももっとなの まだ足りないの

ひらひらり舞う 紅蓮の袖


ある日ね 虫けらが 私を不細工だと罵ったの

とても とても 不愉快で

不愉快だったから

私が1番だから

殺したの

ひゅっと鳴る吐息 散りばめられた赤 赤 赤

虚ろな瞳は 遠くを見ていて

気色が悪いから そっと片手で隠して

ぴゅっぴゅと出る赤 汚くて

頬に髪に服に 罪悪の印

でもね私 綺麗でしょ

真っ赤に染って 誰にも負けないくらいの尊さ 手に入れた

汚い貴方を取り込んで 私と貴方は一つになるの

綺麗でしょ 綺麗でしょ

交わり合って 踊るダンス

でもね街の皆は 怪物を見るような目で 私を見てた

違うでしょ 違うでしょ

私は可愛い可愛い 尊ばれるべき存在

あまねくものに 祝福されるべき者

もっと取り込んだら 綺麗になれるかな

美しくなるの

でもどうして美しくなるのかが分からなくって

90度に 傾げる首

そうだ父と母 今何処に居る

カタカタと鳴る 蹄の音

カラカラと回る 車輪の音

迎えに来てくれたんだわ 父と母

見て私 こんなに綺麗になったの

両腕広げ 迎え入れる

ガタガタ ガタガタ 音が鳴る

キイキイ キイキイ 耳障りな音

ぱちぱちと拍手 涙する父と母

ひらひらり舞う 白い袖

浮つく足は まるで 幽体離脱

びゅーびゅー びゅーびゅー

吹き出す赤はまるで パーティークラッカー

ほらね皆私を 祝福してくれてるでしょ

なのに何故泣く 父と母

こんなに綺麗な私を

見て見て もっと見て

嫌だよと泣き叫ぶ母

汚物を見るような目で 私を見る父

あれれ おかしいな

ステップ踏む足 動かない

ぐらり揺れる視界

手と足はいつの間にか 骨になって

でも綺麗だね まるで髑髏みたい

綺麗でしょ 綺麗でしょ

ひらひらり舞う 黒き袖

ぱちぱちと拍手 笑う私

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

作詞第一作目

自分しか愛せない少女のお話。

閲覧数:143

投稿日:2024/03/18 12:12:12

文字数:1,298文字

カテゴリ:歌詞

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  • gekou4444

    gekou4444

    ご意見・ご感想

    聞いていただきありがとうございますこれからも色々な曲を作っていきますので聞いてください

    2024/03/18 13:05:09

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