イチオシ作品
投稿作品11
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軽く、息を吐いた
私は今何処で止まっているの
白い世界の中
降ってくる宝石がただ冷たくて
消えてしまいそうな心に
そっと、覆い被さる
手を握って、手を握って?
少しだけ暖かいな
限りないくらい
白、白になった世界...ホワイトナイト 2024ver
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恋はまるで
走る少女のお伽話
それは青くて光る
太陽を追いかける話
「もう少し腕を伸ばせば君に届くのかな」
そう言った少女はやがて
空でその想い、歌ったんだ
宵の空で見た花火
散り行く光、目に映る
君の指先に触れそうな...I Love You
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八月 熱い道路の上で死んだクラゲ
透き通った体に映るはただ青いだけ
弾けたラムネを拭って 汗はまだ溢したままで
とめどない憂慮と蝉の声で 透過されそう
浮遊感 私を連れて行って
ふわりとただ流されていたいから
そっと願うだけ
途絶えた声はもう聞こえない
あの夏の日 全部捨てた貴方の色は
透明なクラゲ...透明になった貴方は
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私夢を見ていたの
窓の外へ伸ばした指先に
はねの大きな蝶が止まった
でも、ぼやけて見えたの
何色かもわかんないや
ゆめうつつ、溶けそうな午後
ねぇ、聞いて、聞こえる?私の歌
さぁ、コンサートを開いて
口は閉じたまんまでね
届け、夢の中から...ゆめうつつハミング
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煩わしいな朝も夕方も
消えることなく続いた合唱
1人になりたいんだって
聞いてくれやしないか
響いていた
アスファルト擦る音も閑散と
僕しかいない
世界に消えることはない
こびりついた夏の蝉声
その声が鳴り響くうちは...蝉声
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森に迷えし其の身体
消えてしまいそう影の霧光
蒼く輝く鱗に惹かれて
向かうのさ祭りのあと
君はどこからやってきた?と
問えばすぐにこちらを覗く
「人に成れれば恋が知れると聞いたので」
蒼くきらめくその肌
剥がれてく、剥がれ落ちていく
どうかさ、君のままでさ...蒼竜
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潮風が香る七月の色彩は
ラムネ瓶に反射した青色が溶けて見えた
色褪せたフィルムに被る埃を吹き払って
明日までここに飾っておこう
閃光、後ろ
消える記憶
夏に逃がさないよう
右手を空へ翳したの
遠く離れてく「あの頃」に
いくら縋っていたって...レミニセンス・ブルー
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最中私のように
まるで神が授けたコーリング
静かに揺れる寂寞(せきばく)の中
ふらっと落ちてフォーリング
いつか君がそうしたように
さよならのあと何も言わないで
高架下の邂逅(かいこう)
耳を劈く電車の音
君がいつか残した色彩を
真っ白に塗りつぶした...ファントム
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さよならまた明日 手を振った君に
少し顔を下げてしまった
もしもこれが君との最後なら 酷い後悔だ!
気にしすぎで崩壊寸前
こんなもんでもういいかい人生
いやだめだ!
夕焼けが僕を照らす
赤く弾ける愛のような空の色
あぁ、駆け出しそうだ
あいうぉんにーどおんりーゆー...Love noise!
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今日も青が咲いた
今日は空に顔を上げ
黒い雲とにらめっこ
してた、君と二人
髪の毛の黒が濃くなって、なって
それでも
冷たなくないって意地張って
二人まだ、此処で
ぽつり、ぽつり、ぽつり咲いた
青が地面を穿って行く...ぽつり咲いた
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軽く、息を吐いた
私は今何処で止まっているの
白い、世界の中
降ってくる宝石がただ冷たくて
消えてしまいそうな
この心にそっと覆い被さる
手を握って、手を握って
少しだけ暖かいな
限りないくらい白、白になった世界
空っぽじゃないけど...ホワイトナイト