投稿作品20作品
もっと見る-
切なさは何処 行くのだろう
風へ吹かれて 君の髪
通りすがりになんとなく
僕を思ってくれたなら
悲しみは何処 向かうのか
恋はつかの間 胸の風邪
病み上がりは世の中を
横から見れた気になるさ
ため息の行方
-
廊下出た 君の表情 曇りガラス
教室の ストーブ効き過ぎ だったのか
授業中 捻った言葉も 窓の外
早口に 言って気づいた 違和感は
勘違い 心のガラスは 閉まってた
振られたワケ それさえ僕を 恋焦がし
ごめんねと 沈黙だけを 見送った
初恋のようなガラス
-
1サビ
校舎にラブソング DJは神様?
私の片思い 加速する
コンクリートの廊下に 心の花が咲く
流れるメロディは 恋の促進剤さ
2サビ
ときめくフレーズに tenseした教室
気づかれないように チラ見した
目が合った私達 すぐに目逸らしたけど
頬のうぶな色に 大人びた歌詞は添う...校舎にラブソング
-
じゃあな
後ろ肩から手を振って
全て殺して振り返らない
じゃあな
噛んだ唇震える涙
全て殺した一遍の詩よ
嘘つくときだけ変わる語尾
おれが気づかないと思ったか?
お前だけだと自慢したナイフ
胸に刺さった笑顔がせつない...じゃあな
-
ビルの街が泣いている
誰に傷つけられたのか
俺の頬も泣いている
突然女に胸打たれ
言の葉はナイフさ
記憶は奥へと誘い込み
喉元を裂かれた
俺のハートは死んでいる
一人飲んだ酒は
意地だけは張ってたけど...俺の涙はいつ
-
日が差して
眩しさと
セミの音聞こえてきたら
エアコンを
オフにして
靴紐硬く結ぶんだ
白いTシャツに麦わら帽子
被ってドアを開ければ
Ah 夏が来た
立ちこぎで...夏の窓
-
「おはよう。」
ヘッドフォンのせいで、聴こえないフリをした。
桜が咲いている。
校庭の長い坂道に、今年の花びら達が。
ふと木の下で立ち止まり、空を仰いだ。
視界には鮮やかな青、ほのかな桃の色。
そしてそれを支える柱が、自分をより小さく見せた。
どこからか風が吹き、孤独を感じてせつなくなる。
心にも吹...無声のヘッドフォン
-
夢の道を諦めて
道中見つけた知恵と悔い
これから旅立つ人達に
授けゆくのさ
お利口な他人任せ
夢の道を諦めて
道中鍛えたこの脚で
向き変え再び別の道
孤独に封切る
一人影のスタートライン...夢の道を諦めて
-
【Aメロ】
小さな世界のビルの上
お世辞や作り笑いの錆びで
腐りかけたエンジン
無理やりにかけろ
【Bメロ】
心に残る
燃えきらないまま終わった青春の灰の上
乗っかった礼儀や常識
全部殴り捨て...青春時代をもう一度
-
休日だったはずの学校
見飽きた景色 初雪が隠し
誰かに向かって溜め息つくと
空から白い手で叩かれた
坂道の上で
偶然
マフラーをした
笑顔が目に写り
しぼんだ花が開くように
始まった私の片思い...初雪片思い
-
【Aメロ】
辞書なんかじゃ意味が無い
数行にまとめれる訳が無い
遠くにいてもこの気持ち
傍にいるのにこの気持ち
【Bメロ】
空き缶を蹴るだけのような
つまらない道だった
目が合っただけでフラワーロード
恋は足軽ね...愛の定義
-
【Aメロ】
密室のクラスルーム
机の上がフィールドさ
目が合ったらターゲット
子猫の仮面を被り
襲い掛かるように
歩き出す女の子
【Bメロ】
子猫が花にやった水は
洪水になって僕を襲う...恋のポーカーゲーム
-
湿った町のド真ん中に
膝をついた寂しい背中
車も人の気配もないはずなのに
雨音に消される独り言
突然すぎた発砲に
抵抗する術も無い
シャイなお前がまっすぐに
「他に男がいる」なんて・・・
雨よ
もっと激しく降ってくれ...場違いな虹(仮)
-
ステージを包む 光るような歌声
君は僕の一番星さ
狭いステージ
輝いている
君を囲うように
人ゴミで
叫んでる
僕も
君の名と
届かない...人ゴミの一番星
-
「あれはなんていうの」と
きみが静かにたずねた
通学路架る木も
枯れ始めた寒い道で
道路走る車は
僕を抜かして
急いでどこへ行くのだろう
前だけを見て
ぼくには目もくれない
配る程愛がないようさ...マフラー
-
登場人物
①ショッカーA・・・
体育の成績が5だったからという理由でこの仕事に就いた。
だが、さすがにこの仕事だけで食っていくのは難しいらしく、
最近はローソンのバイトで生計をたてている。
②通行人C・・・
俳優を志願したのは中学のとき。
通行人役30年のベテラン。
「さりげなく目立たないように、か...悪役の苦悩