タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(91)
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息を息で返すように
口唇で口唇荒らした
きっと何の意味も無いよ
冷えた慰み
僕のブルーに触れてって
そしたら最期って言って
何に塗れたか分かんない指で絆して
今日の朝まで閉じ込めて
熱を頂戴
愛しか無い僕らに情けを...under the night
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生まれた恋がひとつ
紡いだおとぎ話
世界から零れるほどの
ありふれた恋のお話
生まれた恋をひとつ
星に託してみたの
夜を越えた向こう側へ
届くように愛を込めて
あの朝の色が
音に変わる..."Heart"
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夢の残骸 花の色
繰り返された慰み
あしたのことをわすれていよう。
壊した少女 雨の音
誘い込まれた微睡み
いらないものがいらないだけよ。
潜めた慾の行方
探るほどに近付いた
君の好きなよにして。
夜はもう腹の中さ。...Mr.Rain
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目蓋は笑った。
見憶えなんて無い。
ただ知りたがって、未だ。
ここにいない。
声と成る。
小指が指した。
切り取ってしまった。
あの交差点で、今。
泳いでいる。
マリーの声だ。...青とハートの色
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雨に灼けた街は眩しくて
立ち暗むフリして倒れ込んだ
コンクリートは僕を嗅いで
嫌な顔するから離れてやった
真横のサイレン
大音量のJPOPとセックス始めて
羨ましくない 羨ましくなんかない
僕には好きな子がいる
お気に入りはシュガーなスパイスだって
噂のあの子が触れ回ってた...乙女曜日の最終エレジー
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【A】
例えば君が「好きだ」と言って
口を塞いでしまうなら
流れた体の空きを抱いて
雨上がりまで待ってるよ。
【A】
例えば「君が好きだ」と言って
泪零れてしまうなら
草臥れた愛を抱き起こして
雨上がりまで待っててよ。...Gray tone
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遠い朝
冷えた窓
今日をこれから
重い目で食べるの
Friday 今
君を攫うよ
今日はこれから
僕の虜になって?
帰れない
帰せない...See you Friday
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通り過ぎた君を思い出して
ぽつんと呟く窓の前
「遠くにいますか、近くでしょうか、
ぷかりと浮かべた風船が見えますか。
そしたら、手に取って。
ハグするように、引き寄せて。
透明の向こうにいてください。
この眼に映る場所に生きてください。
行かないで、なんて言えないのです。
可哀想と思って。サヨナラし...真昼のトロイメライ
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とある息の 永い話
この街で 喘いだ日々
交差点で 昏い朝が
僕を俟つ 昼を片手
転がったり 擦り切ったり
点(とぼ)したら フタリキリ
進まないで 夏は嫌いよ
君のハグが苦しくて
飛び散らして 喚き散らして
零しても フタリキリ...アイホール
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渇いた口を
湿らせた涙
花も無い部屋
抱き締める空
ここじゃ嫌なの
君だけに 注ぎたい夜
冷たい頬が依った窓
残る餌は 彷徨う夢に
置いてきたの 隣で眠って慾しくて
体を...Dreamin'
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引き剥がした瘡蓋 滲んだ青 情状酌量
足りない一人を憶えてる 契り指
罪深さに照明 陰った青 逃走経路
吐息で隠してRunaway Keep on moving
俟ってばかりじゃ笑えやしない
君がいなけりゃ吐けもしない
独りよがりなCO2
飛び出して触れて感じたら
憶えて
溺れて Never eve...蒼い林檎のさようなら
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味気無い言葉の意味を汲んで
ひとつ 涙ひとつ
優しすぎる君の惨めな雨
解れ 絡まる糸
綻びの易い花じゃ
君のひとつも知れない事
奥底に残す君の
一滴に触れられない事
判ってる
それでも君はただ 歯痒さに笑って...ドライフラワー
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割れた皿と煤けたマグ
今日も始まる好奇心
せぐりあげる那由多がある
それでも詰め込んだ体中
嗄れた声と篭る癖に
舌打ちひとつ繰り返し
せぐりあげる那由多に似た
思春期少年の優越感
サイクルしてくの
日毎増してく 気怠さを抱いて...リサイクル
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【A】
眠れなくなった 27時1分に
降り出した雨が窓を叩いてたんだ
カーテンの向こう 横切る車の影が
点滅する信号を揺らしていた
【B】
浮き彫りになるのは 街灯りの冷たさばかりで
空っぽの 心が藻掻いてる
「毛布被ってしまえ 分からないままでいいのさ」
なんて考えてる 頭を抉じ開けたい...【応募用】寒がりさんと誰かさん
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爪立てられた痕を涙が伝って
濡れた愛から滲んだ憧憬
お近付きの印に愛して、だなんて
パブロフも笑う冗談だ
ライク・ア・駄々捏ねる6歳児
まだまだ手に負える可愛さで
等身大のスペクトルムと対峙
裏路地の隅 キスしようか
有刺鉄線に深く食い込んだ足
見憶えの無い 疵に眩暈がした...三日月とガーゼ
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洒落た言葉は 剥がれ落ちた
軋む殻の何処に ユーフォリアは在る?
痛む靴擦れ に絆創膏
余された甘さに 深呼吸をした
繰り返す慰み 愛してる、と声
微睡んだ夜更けの 奥で
屠られた寓話も 朝焼けに紛れ
燻り出す夜道の 曲がり角へ
往こう。
枯れた言葉も 積み直して...Let
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お気に入りは珈琲 ボイルして頂戴
青いギター流れて 嫌んなる9月さ
癪に障る炭酸 片付けて頂戴
淡くギター流して 歌ってる誰かさん
憶えている 憶えている
灼け付く程 あの雨の日
私あの人の幸の為 いったいどうしたらいいんだろう。
カップの底 飲み残した紅茶
いつか私も濾されていくのね 溜まり溜まっ...Pinky Ring
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錆びた扉が 鈍く音を立てた
暗い部屋から 響く歯車の音
咲いた洋燈の 花に酔い痴れてる
極彩色の世界
明かい洋燈を潜ったら
仄かな夕の色
「僕」はコインを握り締め
意識を沈ませた
扉叩くは 幼稚い過去の子
部屋の奥から 響く歯車の音...歯車と洋燈
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また盲目の日々が来る
僕のいない世界が廻ってゆく
冷えた風に吹かれ
ぼんやりと自転車を漕いだ
寄り道しようかな
考えるだけ無駄な癖さ
触れたい 触れない 君の声に
欲張る事ばかり上手くなった
触って 癒えない 僕の疵に
ほんの少しだけ それだけでいいから...spill
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繋いだ指の隙間が 拡がった
魚が跳ねるように 夢の奥
静寂を游ぐ僕など 目を綴じて
寓話を紡ぎ笑うの 胸の奥
撫で遊んでいた髪を覚えてる 僕は
今流行りの夢心地に怯えてる
終りを匂わす世界も 夜に添い眠った
今はそれだけでいいんだよ
流星群を眺め観て 願い事を一つ
「ずっとこのままでいたいな。」...fade
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【Aメロ】
冬のリズムは3,2,の1で
ふわり 跳ねるマフラー
白い息が空に溶けてく
どこへ 向かうのかな
【Aメロ】
軽いステップ3,2,の1で
ふわり なびくコート
雪は天使の羽みたいに
空を 舞って遊ぶ...【応募用】Music Winter
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欠片一つ分 不規則に消えてゆく僕
繋いでいて まだ
君を思うだけ きゅっと締め付けられる胸
離せないよ まだ
何度も掴み損ねた思い出の端
ほつれた糸 力無く垂れて
君の心の中 僕の居場所が 今
薄れて色を失くしてしまう
いつだって願っていた
神様宛の声 今は空しく響いた...Dearest
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食傷気味の慾 読み厭きた小説
絶えない生傷と 黒ずんだ指先
喰われる日を待って震える
痛みも哀も厭わないさ
廻って継ぐ24時間
唯其れだけで良かったんだ
白く汚れた部屋の隅は
灰に荒んで慾を零す
黒く潰れて消えてく度
君の処分に困り果てる 僕が居る...窓際
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「つまらない例え話をしよう
”君のいない世界だったら”
きっと寂しくて息をやめてた」
「ねえ、泣かないで。」
記憶の端っこで泣いてるのは
きっと僕だけなんだろう
心は君に浸かって
不可思議な熱に名前をつけた
淋しい夜も更けて
君には内緒で恋をするんだ...ブレスリズム
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琥珀色の世界で
曖昧な僕らは二人
可愛げのない嘘で
背を向けて棘を刺し合う
ただ君と僕の間には
見えない線が引かれてて
じゃあ"せぇの"でジャンプしようよ
変だな、君がまたいない
誰にも見つからない場所で
君は一人 僕も一人...I/My/You
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限りある時間の中で
僕は惰眠を貪る
やけに目立つサボり癖が
視界をぼかしてく
頭まで被った布団
枕元のケータイを
音も立てず閉じればまた
視界がぼやけてく
暗々とした部屋の隅で
僕の面影が体を揺する...怠夢
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歩くたび音がしてた
綻んだ道は続く
泣き虫のくせに君は
綺麗に笑ってみせた
言葉選び 声を紡ぐ
幾度目かの空を仰ぎ 目を閉じる
褪せない日々 過去に変えて
那由他の夢は幻に
伝えてくれた想いは
何処に返せばいいの?...Liar
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ミク
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静かに 静かに
指を立てる 君
笑った 笑った
目線の先 僕
世界は君と僕を
お祝いしてくれて
明日も君と僕は
手を繋ぐ
優しく くすぐる
朝ご飯の 音...Twilight
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喧騒に埋もれてく
この街に寂しく明かい
月を呼ぼう あめ うた
歩くたび音がしてた
蝉時雨掻き消すほど
泣き虫のくせに君は
僕の手を握り締めた
言葉選び 声を紡ぐ
幾度目かの空を仰ぎ 目を閉じた
褪せない日々 過去に変えて...【応募用】一縷の唄【仮題】