参色すみれの投稿作品一覧
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僕がここに 来た時は
君は既にここにいたんだ
割ったそこから 出た時は
君はどうしていたんだろ
見てきたもの それは
後ろ姿
歩けば 遠いよ
君の背中が
今は道も違うんだろう
君の進むとこ 君の見る世界...19
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空いた心を埋めるよに
開いた記憶も 埋めましょ、埋めましょ
あれ、誰だっけ? 君の姿
それも作ればいいだけさ
人間なんて 人間なんて
時経つごとに 忘れるもの
なら作ればいい なら作ればいい
友も家族も ぜんぶぜんぶ
忘れものは ここですよ
これが本当の記憶だから...メモリィファクトリズム
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果てない空見て 叫ぶ声なんて
きっと君には聞こえないんだろ
腐る果実を 切り取ったって
光るナイフは鋭いままで
痛いだとか 辛いだとか
君は僕には言わないからさ
両手を広げて 真正面から
その鮮やかを 浴びましょう
受け止めましょう 君の愛も
抱き止めましょう 君の生も...イゾンショウ
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届くのかな、このラブメッセージ。
【間奏】
ケータイ開けて 君にメールを
震える手を止めた
ほんとにいいの? 後悔しない?
巡る 脳内回路
だけど思うの 繋がりたいと
一方通行だけど
恋する心 止められないわ
メール作成、続行。...ラブメッセージ
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曇り空 堕ちたせか い
苦しむのは お嫌いか い
許しがないのは 過去のちか い
花と落ちた草のお と
歌うことが好きだか ら
わたしは音を奏でま す
絡む蔦 掻き分け その先 に
佇むのは
堕ちて 落ちて 堕ちて 落ちて
根のない 露なし お月さま...堕落草と歌う花
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生ぬるい約束じゃ 忘れちゃうでしょ
腐りかけた木の実抱えて 笑いましょ、叫びましょ
尖ったナイフ、紅い紅い泥に あなたの×臓
酸素なんて要らないわ
首締めたって生きちゃうもの
愛想なんて要らないわ
ありのままを見て欲しいの
首切りしましょ?指切りします?
嘘ばっかりの 世界のまんなか
足切りしましょ...kill
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在りもしない日々に笑って 在りもしない日々に恋する
ここから見える貴方は いつも悲しそうね
穏やかなあの日に私は消えた そっと
貴方の傍へ 貴方の元へ 手を伸ばしても
届かないのでしょう この想いも
ねぇ、泣かないで。私はそこにいないけれど。
ねぇ、泣かないで。私も悲しいんだから。
ねぇ、笑ってよ。...プロミス
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息を止めてあと3秒 空を見上げてあと4秒
聴こえた音色の その先に 何が見えたの?
口を結んであと7秒 星を眺めてあと8秒
交えた心の その後に 何が視えたの?
「あと 少しだよ」
「もう ちょっとだけ」
泣きそうな音は 聞きたくない
「もう 少しなの?」
「あと ちょっとだけ?」
ここに 君 は ...雨色スコア
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【A】
現実から 背を向けようか
嘘吐いて 作り笑いして
塵の山から 引っ張り出した
ありとあらゆる 黒い世界
【B】
好きで悪くなった訳ではないのに
好きで嫌われてる訳でもないのに
泣くな 泣くな また嫌われる
【サビ】...鴉雅
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【A】
いつもと違うとこ きっと君は気付かないんだ
グロス変えたのだって マニキュア変えたことだって
鈍感人間 シャイ人間 恥ずかしがり屋の
君のことだから 分からないんでしょ
【B】
それでもいいのです あたしは心広いから
少しくらい 鈍くたって
忘れたフリして 許しましょうか
【サビ】...みにまむ
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蒼々とした さよならは
未来の見えぬ 言葉です
月明かりなど 頼れない
行方の知らぬ 導きね
道端に転がる石だから
輝きなんて 靄がかるだけ
もう一度 会いたいよ、ねぇ、ねぇ。
背を向けないで こっち向いて
涙の粒が無くなれば
少しは楽になれるかな...サファイアブルー
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【A】
「永遠なんてないよ」と 誰かが吐き捨てた
真っ黒な先に 何があるの
揺らめく明かりは 足元照らす
【B】
いつからだろう この階段は
気が付いたとき 記憶は止まる
歯車なんて どこにもないよ
【サビ】
螺旋階段 のぼり歩く...螺旋階段
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夜風が隙間から入り込む
無造作に彩られた空白は
きっと違うんだ いつも見ていたものと
ガラスのような双方の瞳
白い布 手に取って
愛の言葉 ひとつ 囁けば
一瞬で 湧き上がる恋情
髪撫でて ゆっくりと微笑みを
貴方が許したことだから
いつもと変わった事でもいいでしょう...Blindfold kiss
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いつかは僕らが 消えてなくなる世界 ゆらゆらゆら
私の思い出 それすら…
夢だと思って 朽ちるこの身を投げ捨てた
ゆかい、セカイ、ユカイ、せかい
あなたは私 ワタシはアナタ
静かなこの世界 それを見て
私はふわり 「生きてる」
世界は消えだす 泡沫のように
私はいつか 死ぬのでしょう あなたを想って...愛世
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...Are you OK?
流れる街並み 横目に 溜め息ひとつ
お互いなんて 知らないくせに
触れた頬から 溢れる熱 求め合った
肌が裂ける程 爪立てて
妖艶に 大人っぽく 笑ってみせた
「あの子が好きなの? あげないよ」
全部 私のものだもの
真っ赤なルージュを 塗り上げて
今夜も 外へと歩み出...スパークリング
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真っ白なノートに 夢を描く
自分には叶えられない 膨大な夢を
木漏れ日澱む モノクロの時間
古い時計の 秒針 見つめて
うっかり忘れてしまったのかな
過去に置き忘れた 面影を
セピアのまなざし 抱き締めて
霞んだ空に 手をかざす
今 ここにいる 存在を
どうか 忘れてしまわぬように...セピア
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その手に触れて いいですか
隣に座って いいですか
一緒に笑って いいですか
傍にいてほしいの だめですか
現実から 目を逸らしたいの
夢をちょっと 見ていたいの
あなたと 紡いでいたいのです
誠なんて いらない
嘘なんて いらない
何も いらない...少しだけ
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硝子越し あたしを見る瞳 澄んだ水
一瞬だけ見つめあえたの 心が弾んだ
水草が 足に絡む 伸びる腕
そっと掬い上げたの あたしの身体を
「この世界で 生きるから」 実らぬ恋は腐るだけ
苦しんで 息ができなくて
深い 水の塊に 溺れてしまう
救われた姫は 幸せになるのでしょう
浮かぶ餌に 食らい付いて...金魚すくい
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イトシイ カナシイ クルシイ タノシイ ソレラスベテガワカラヌヒト
ナニモナイ ヘヤデヒトリ ヒザ カカエテ ナイタ
ナガクノビタ カミ スクイ タメイキヒトツ スコシエミ
ワタシハ オカシイ ブキヨウナヒト
ワラッテ、ワラッテ、ブキヨウデイイカラ
マワリナンテ キニシナイヨ ワタシデイマショウ
こ...ブ器用にんげん
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きらり、きらきら甘いもの ボクの中に隠れた脆い感情(もの)
口の中へ放っても すぐに無くなる 魔法のように
くすり、くすくすあの子が笑う 途端に騒ぐ 胸の奥
綺麗で鮮やかな 砂糖菓子 食べれば消える また可笑し
内気なボクには 届かない
遠くて遠くて 高いヒト
いつかは届くと信じても 顔を見ると
苦...コンペイトウ
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迷い込んだ森の奥 耳に届くは綺麗な歌声
その声だけを頼りに 少年は足を進めた
鼻を擽る木々の香り 頬を引っ掻く木の枝 掻き分けて
帰り道も分からずに 少年は奥へ進んだ
ラララ
長く波打つ髪 しなやかな体 閉じた瞼で何を想う?
ラララ
速く高鳴る胸 火照ゆく頬で 少年はこの感情に気づく
「あぁ、恋した...箱庭エレナーデ
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何もない灰色の世界 足元に散らばるは色の欠片
行く当てもない私 手には鮮やかな菓子たち
苦い味は 嫌いなの 甘い甘いお菓子が好き
薄く広がる 背徳の色 私は黙り 首傾げ
「あぁ、そうだわ」 呟いた
色の欠片を 拾いましょう
ふわり 香る 蜜の色 雨の粒は無くなった
マカロン ひとつ 手に取って 空に...灰色世界と潰れたマカロン
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(A)
揺らめく煙に 咽て 苦しげに 息を吐く君
月影 それを背にして笑む僕 肺に溜まる セピアのマヤカシ
ぐらり ゆらり 失せて
ゆらり ぐらり 消えるのは 誰なの
(B)
短く燃えた 煙草捨て その手を引き寄せキスを
(サビ)
灰を被る罰を 背負う 罪シンデレラ
王子なんて それは ただの魔女の...【歌詞応募】(※題名は決めていません)
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(A)
苦しめばいいのに きみなんて
苦しめばいいよ もがくように
大嫌いなのさ その声が 耳に響く雑音みたいで
悲しめばいいのに きみなんて
悲しめばいいよ 沈むように
ずるい なんで 君ばかり 二人だなんて楽しくない
(B)
本当の言葉 胸の内 目を合わせれば にらみ合い
「あんた なんて 嫌い...心内ぴえろ
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(A)
君が好きだった あの歌を またひとりで聴いていたの
暗い夜 寝静まる街 流れた星に願いをかけた
辛い朝 目覚める空 流れた星は彼方へ消えた
(B)
大切な人ほど すぐに離れて
大切なものほど すぐに失くす
そんな日々を繰り返して また ひとり
(サビ)
いつか この眠り 深い海...ネガイゴト
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(A)
ずっと あなたを見ていたの あなたの隣 半歩後ろ
一生 一緒だと思ってた それが普通じゃないのかな
(B)
ぶつかり合う 手と手 でも繋げなかったの
もどかしい恋 辛いのなら 消えてしまいたい
(サビ)
繋ぎ、繋がれ。 この想い
消えることのないこの恋は
いつか 忘れてしまっても 感覚だけは...繋