タグ：深海少女

悲しみの海に落ちてきた君　目を開けるのも辛そうだ
このままゆっくりと落ちてきて　ここまで来てくれるのかな
ここにいてよ　いるだけでいい　光がさして　君を晒す
上の誰かに気付かれぬよう　水を揺らして波に拐った
この気持ちなんなんだろうな　君の幸せ守りたい
上にいる奴が君を追う　邪魔するなら来るな
深海...

一筋の光
6時間目の始まり（ミク目線）
はあ～…、またほっとかれてしまった、
後、わたしよりクオくんに話しかける人が多くなった。
でも、転校生の方がみんな興味があるのかもしれない。
そしてやっぱり、話しかけにくい。
「ごめん、もう時間だよ」
「え？別にいいじゃん〜」
いや、本当に時間だから、わたしも...

悲しみの海
夜中の事（ミク目線）
わたしはミク、高校1年生なんです。
今日の朝、転校生が来た、その人は、わたしの見た目によく似た、
男の子だったんです。
「お母さんも、お兄ちゃんも、おやすみ」
「お、おやすみ、ミク」
わたしは、お母さん達に「おやすみ」と言って、部屋の中に入った。
（明日は大じょう夫...

悲しい1日
学校の教室（ミク目線）
「はあ～。今日も学校か」
わたしはミク、ごく普通の高校生だけど、
学校は苦手な場所だった。
なぜかは、わたしはいつもいじめられていた、
そして助けを呼んでも、絶対に助けは来ない、
なので学校が嫌いだった。
「おはようございます…」
わたしが、がんばって返事をすると...

「ごめんね」
　その一言は、私の心を切り裂いた。視界は歪み、気づけば私の体はいつもより酷いことになっていた。
　助けを求めた。この地獄から抜け出したいと願った。
　実は、わかっていたんだ。私に、救いの手なんてものが来ないってことは。
　「それでも」と欲張って、わずかな希望を求めた結果がこれだ。私が得...

「お前とは遊びで付き合ってたんだよ」
この一言で深く傷ついた
悲しみの海へと沈んでいく
みんなの笑う声
仲間に入れない私
もう、誰にも見つけられないの…かな
話す人もいないのに何をすればいいのだろう…
そう、私は深海少女なのだ
夏休みが開け、新学期が始まったとき転入生が来た。
明るそうな人だった...

※これはゆうゆｐ様の楽曲『深海少女』（http://www.nicovideo.jp/watch/sm11956364）の二次創作です。
『翻案・深海少女』日枝学
　あの事件から一ヶ月、悲しみの海から抜け出すことの出来無いまま、私は無気力な毎日を過ごしていた。
　そんなある日のこと。
　一日を終え、...

いつのまにか私は悲しみの海にいた。
――もう…誰にも見つけてもらえないや…―
「どうして泣いてるの？」
君が、手を差し伸べてくれたんだ。
私は、彼に惹かれていった。
でも忘れてたんだ。
私が、深海少女だってことを。
「キレイ…」
彼が、私と正反対のマリンブルーの海で泳いでいる。
「あっ、」...

：深海少女　モノローグ　２番サビ～：
沈む。
沈む沈む沈む。
もう沈みたくないと思うのに、体が浮かばない。
心も、浮かばない。
光り輝く彼に、すべてを託したい。
そう思うのに、沈みこんだ心はそれを許さなかった。
誰の声も、音も受け付けない深海に、現れたのは彼だけなのに。
ずっと動かさなかった、自分の...

:深海少女　モノローグ　一番サビ～二番サビ前：
沈む。
沈む沈む沈む。
自己嫌悪が止まらなかった。
「　　　」
よく知っている人が私に声をかけたけれど、それが誰かも、何を言っているのかも分からなかった。
沈む。
沈む沈む沈む。
もう、ただでは浮かべない。
だけど、重い目を開けてまで。...

：～一番サビ前　モノローグ：
ベッドの上で体育座りをし、視線の焦点を定めないまま。
曲がった背中が痛くなってきた私は、ベッドに寝転がる。
静かに目を閉じると、まぶたとまつげの重みが伝わってきた。
体が重い。
今まで耐えてきたストレスや緊張が、一度に落ちてきたよう。
そのまま、ベッドだけでなく、床や地...