タグ:雪りんごさん
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9月9日。
夏休みもとうの昔に終わり、全生徒(全国民?)が憂鬱な平日。
スイカも夏野菜も枝豆も美味しい季節が終わり、私はしょぼんとしながら時期が終わる枝豆をもぐもぐ食べる。ああでも枝豆本当美味しいもう幸せ。
学生は夏休みの課題(残り)をヒイヒイ言いながらやったり徹夜したり最早開き直って一切やらずに先...【かなりあ荘】秋風
ゆるりー
《with あゆみんさん》
「ハロー!ゆるりーさん!」
すぅさんとちずさんがこたつから出て行き、読書をしていた私。
ちょうどちずさんから借りていた本が読み終わったので返しに行き、そこでごたごたに巻き込まれ。
なんやかんやあって、リビングへ戻ってこたつむりをしていた私に、あゆみんさんが声をかけた。
「...White happiness --後編-- 【かなりあ荘】
ゆるりー
「ふぅ。すっきりした☆」
『俺がすっきりしね―――――よ!!』
憑き物が取れたような顔をしているルカさんに対し、付き物(主に自分の血とか)が大量にくっ付いている俺。シュール。
体は動くし、ダメージも残ってない。だが十数分に及ぶ痛みの記憶だけは俺の脳を締め上げるように残っている。
「はいはい、ごめんご...dogとどっぐとヴォカロ町! Part12-2~青い少女の憂鬱~
Turndog~ターンドッグ~
「えーと、この欄はこうして…あ、こうか」
ちゃぶ台の上に書類を広げ、時間をかけながら一つ一つ記入していく。
面倒だけどやらなきゃいけないんだよね。
一応、大事なことだし。
…よし、終わった。
あー面倒だった。肩がこった気がする。
「んと、お菓子と本と…」
鞄に書類を詰め込み、代わりにお菓子と本を取り...Winter scenery【かなりあ荘】
ゆるりー
「へぇ……清花ちゃんと会ったか!」
「はい、彼女が置き忘れたシルルスコープ届けてくれて、それを追いかけてですね」
「どうだ? 彼女、いい子だったろ?」
「なんかターンドッグさんが言うといかがわしく感じるんですが…ええ、いい子でしたよ!」
「なんでいかがわしいの!?」
謎な会話を繰り広げる俺と雪りんご...dogとどっぐとヴォカロ町!~改造専門店ネルネル・ネルネ出張版④~
Turndog~ターンドッグ~
~~~~~どっぐちゃん視点~~~~~
こないだの勉強会から、Turndogの様子が少し変わった。
余り笑わなくなり、机に向かっている時間が長くなった。
のぞきこんでみると、『有機化学概論』とか『微分・積分』とか、少しわけわかんないものが並んでいた。
簡単に考えれば、ゆるりーさんたちに触発された……と...dogとどっぐとヴォカロ町! Part9-2~Turndogの暴走~
Turndog~ターンドッグ~
かなりあ荘だって人の出はいりがある。
ほぼ常駐の人(まぁ主に俺だけと言っても過言ではない)、比較的頻繁に顔を出す人、たまに顔を出す人、ほとんど顔を出さない人、いつの間にかいなくなっていく人。
中には、忙しかったけど多少の暇ができたから顔を出す人や、新しく入ってくる人もいる。
そんな中。
浅葱色の髪を...dogとどっぐとヴォカロ町! Part8-1~新たな色~
Turndog~ターンドッグ~
「お待たせー!!」
元気な叫び声をあげて、パソコンからどっぐちゃんが飛び出してきた。
「お、お帰りどっぐちゃん」
「どうだった!? どうだった!?」
「ゆるりーさん落ち着いて!」
どっぐちゃんの帰還を待っていた俺、ゆるりーさん、しるるさんは一斉に振り向いた。
「言われたとおり、ネット伝いに雪りんごさ...dogとどっぐとヴォカロ町! Part6-2~苦しみの少女と抗う蒼~
Turndog~ターンドッグ~
人には好き嫌いというものがある。
病的なほどに好きなものがあれば、雑菌の如く忌み嫌うものもある。
そんなわけで、全てのものには『ファン』と『アンチ』の二種類の人間が存在するのだ。
ファンの人間は時としてアンチの人間の刃のような誹謗《ことば》を浴びることもある。
大抵の人間はそれを自制心と愛で乗り越え...dogとどっぐとヴォカロ町! Part6-1~Black Apple!!~
Turndog~ターンドッグ~
かなりあ荘には、俺を含め総勢13人が住み込んでいる。
ついこないだどっぐちゃん協力の元リフォームして、多少マシなアパートにはなったものの、未だにぼろいアパートのままだが、忙しい中みんなが楽しく暮らす明るいアパートだ。
因みになぜか男は俺だけ。本来ならハーレムだがすっごいいじられてる気がするんだよなぁ...dogとどっぐとヴォカロ町! Part4~かなりあ荘~
Turndog~ターンドッグ~