なずと申します。 普段は配信などをしているのですが、その傍らここで歌詞や小説など文章も書いています。 今まで作った歌詞に、絵や曲をつけてくださる方を募集中です。 どうか宜しくお願いします! ニコニコで実況などもしております。 宜しければ見てください! 【実況マイリスト】→ http://www.nicovideo.jp/mylist/22800910 【ブログ】→ http://nazu787.blog111.fc2.com/
プロフィールを見る投稿作品14作品
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歩く
歩く
歩く
君の後姿
振り返る横顔
手をかざして沈む瞼
辺りがくすむ様に
静かな空間で
「明日にさわるよ」
響く声...晴れて君は
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きみに一番伝えたいことがあるんだ
何もかも終わっていた僕の人生
そんな僕に教えてくれた
あの雪の日
埋もれながら握ってくれた手が
温かかったことを
覚えているよ
あの雪の日
君が顔をぐしゃぐしゃにしながら
言ってくれたことを...あの日のスノードロップへ
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窓全開にして走るフォトグラフ
着の身着のまま海に繰り出したよ
気持ちを放り投げ捨てて
走馬灯のように浮かんで走る電気と焦燥感
伝えたいことがたくさんあったけど
きっとどれも本当の形をしていなくて
迷って迷って 迷った挙句
手を取らずにサヨナラした感情に
今また苛まれているのは何故?
捨てた感情を拾う...remembe
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教会の鐘の音を聞きながら、僕は空を見上げた
祝福の音色、きらびやかな音
最後に一度だけ君に掛けようと思ったけど
まとわりつく未練を振り払ってそこを後にした
結局僕の思いは、微塵も伝わらなかったけれど
今となってはその方が良かったんだねと思う
涙を隠して さよならを押し殺した
立ち止まった僕に、最初に...君との様子
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掠れた波打ち際
投げられる人の声には目もくれず
程遠い雑踏に紛れて眩む影
打ち寄せる小さな甘い現にまどろめば
積み重なった分厚い束に埋もれてゆく
そんな空間を
わたしは作っていく
ある日生まれた小さな声に
初めて耳を傾けた
名も知らぬ人がそこに立っていた...割と小さなあの日の
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開くエレベーター
同士のリズム
ふと浮遊する
微かな期待
結果だけ待ってるのなんて
ねぇ 退屈じゃない?
右へ倣えして 気をつけして
彼らは底へ沈む
ぬかるんだトランポリン
泳ぐことも出来ず...アネモネ
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ああ唐揚げがたべたい
頭抱えてしまう
食べたい 食べたい
食べたいあまり
僕の目の前には今
粘土で出来た唐揚げひとつ
ご丁寧に色まで塗って
何をしているんだ一体
ああ唐揚げがたべたい
頭抱えてしまう...唐揚げのうた
-
線路伝いに走る
金色のノイズ
ぐしゃりと笑った風が吹いた
夢を見た
狼煙が上がり 咲かずに消えた
転げ落ちて先
真っ暗闇の中へ降りてゆく
一歩 また一歩
辺り見回しても 浮かぶガラス
凛々煌々...凛々煌々
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気がつけばいつも
近くにキミがいた
まともに見れず
後姿しか覚えてない
それでも楽しいと思えた 確かに
キミが
ほらキミが
いない毎日に慣れて
名前も忘れてゆくよ
言わなければ良かったね...彼方からより
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いつもの風景 いつもの時間
頬杖ついて眺める教室
手は白紙を滑る
欠伸ひとつした瞬間
スイッチの様な音がした
チョークの文字がぐにゃりと歪んで一転
気が付きゃ四方に浮かぶ机の行進
上下運動黒板羅列
割れる花瓶に道具たち
座ったままの僕を横切る半分になった時計...bubble
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遥か昔
ある忙しい神が興味を示し、
お付きの天使に「地上とは一体どんな所なのか」と聞いた
お付きの天使は、神が交流する中で唯一地上を知る存在
天使は言う
「地上とは、忙しさも苦しさもない、こことは比べ物にならない程の楽園です」
語るお付きの天使の言葉に目を輝かせた。
神は途端に手がけたものを投げだし...天使のレクイエム
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階段の下、いつも本を読んで過ごしていた
そこだけ隔離されたような静かな空間
とっておきの場所
なにかある度に
どこかへ行く気でいた
どこへも行けると信じていた
どこかに行くんだと漠然と思っていた
僕の世界はここじゃなかった
最初から ここじゃなかった
必要とされないことに慣れて...僕の世界
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窓から差し込む明かりが床を照らす
四畳半にひとりきり
膝を抱えてテレビを睨む
ながれゆく映像 追いつかない
今も帰らずの人を待つ
ああ 愛する人よ
その扉を開けてください
愛する人よ
抱きしめてください
愛する人よ...unanswered life
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煙草投げ捨て歩く男 笛を吹いて走る少女
出会い頭に企み交わし
酒瓶投げて サイコロ振って
出た目の数だけ戻るパーティー
「ご心配には及びません、けれど受けよう申し出を」
操り人形こちらを見て呟いて
その濁り瞳を僕に向けた
節穴めいたその脳の中
ほらほらカーニバルが始まってる
青年もどきが空を仰ぎ見て...ノータイトル