タグ「解説長っ」のついた投稿作品一覧(8)
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ひらりひらり 花びらが舞う
春の宵に 妖しく灯る
月の差さぬ 夜にざわめく
白き夜櫻 焔の如く
優しく招く 白魚の指
誘われるまま 唇重ね
白磁の素肌 乱れる吐息
華の褥に 黒髪流る
絡ませた指 肌伝う汗
紅き唇 微笑を浮かべる...夜櫻の檻
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生きてくことを 諦めていた
そんなつもりじゃ なかったけれど
人の心に 振り回されて
流されるのは 嫌だった
顔も知らない 君と交わした
手紙の文字に 嘘はないけど
待たせるだけの 僕の心を
君は恨んで いないかな
花が嵐に 散りゆく様に
空を流れる 星の様に...君がため・・・
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黄金の翼広げ 空高く舞う鳥よ
導く峰の向こう 天空の湖
陽の光煌く波 蒼く澄み渡る水
古き伝説の都市 湖底に眠る
愚かなる若き王 神の怒りに触れて
その躰貫いた 雷(いかづち)の刃
降り続く雨の中 逃げ惑う人々の
祈りの声届かず 水底(みなぞこ)沈む
岸辺に咲く白い 名も知らぬ花
優しき風に そよい...天空の湖
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流れ行く雲を見上げて あなたの名前そっと呟いた
暮れゆく空 沈む太陽 愛しい面影消えてゆく
手を伸ばしても 虚しさを掴むだけ
あなたの声 耳に残っているのに
愛していると 言葉にしても
あの優しい瞳 もう戻らない
春に出逢った日から 幾つもの季節を過ごしたね
二人で育てた櫻の花は 今年も綺麗に咲いた...逢いたくて・・・
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恋する乙女心 万華鏡 貴方の微笑で キラ☆キラ輝る
切ない乙女心 くるくる廻る 貴方に逢いたくて ゆらゆら揺れる
毎朝見かける 背の高い男性 隣に立ちたくて 早起きをする
ドキドキ抑えて 挨拶したら 貴方は微笑んで 返してくれた
微かに薫る 優しい匂い あの男性に似た 青い海の色
降りる駅まで ほん...万華鏡
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金木犀が香る 秋の夕暮れ
「淋しい?」と 呟いたのはあなた
何も言えなくて ただ首を振り
痩せた白い手を そっと握った
「ずっと傍にいるから」遠い日の約束
あなたがくれた 水晶のお守り
櫻舞う春の日に 出逢ってから
二人で過ごした日々 幸せな想い出
今も僕の胸に 刻まれているのに
その瞳に...願い (先に説明文をお読み下さい)
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松に絡みし 藤の花 宵風揺れる 長き房
扇翳して 舞乙女 楽の音流る 春の宵
空に掛かるは 朧月 燃える篝火 揺らぐ影
白檀薫る 舞扇 紅の色房 金の鈴
舞い踊れや 舞い狂へ 今宵ひととき 笛の音響く
舞い踊れや 舞い狂へ 春の暮 妖し夜の 泡沫の夢
花房長く 咲きし花 色合い深し 春の花
艶や...泡沫(うたかた)の夢
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水面をすべる 切なき調べ
高く低く 月夜に響く
岸辺に揺れる 蒼き月香華
古の恋人の 変幻し花
風に乗せて 流れる調べ
遠く近く 心に響く
水面に映る 蒼き満月
古の時代より 変わらぬ姿
深き幽谷の 奥に隠れた
美しき華苑 瀞(きよ)き泉...樂醉夢(がくすいむ)