喉の奥に響く音で
嗚呼、夏の訪れを知る
窓の縁に身を屈めて
ただ、僕はそれを見ている
目に映る空の速さで
嗚呼、夏の果てに溺れる
遠く影は夜に呑まれ
ただ、僕は夢を見ている
泣いたように、
泣いたように君が笑ってみせるから
呼吸の一つが詰まったまま
凪いだ夜に、
凪いだ夜に花の軌道を描いたなら
はら、はら、はら、はら、
散るを見てるだけ
ただ、ただ、ただ、ただ、
君を迎うだけ
聞きなれた君の言葉で
嗚呼、心の姿を知る
差し出された手に引かれて
ただ、僕らは夜街を往く
割れた空の音の中で
嗚呼、心は夜に踊る
記憶に手を触れたままで
ただ、僕らは彼の日を往く
泣いたように、
泣いたように君が手を引く空の中
花球の一つを眺んだまま
凪いだ夜に、
凪いだ夜に二人だけの花を見た
はら、はら、はら、はら、
はら
君と彼の星を眺めて、嗚呼
果ての空に願うままで、ただ
泣いたように、
泣いたように君が笑ってみせるから
呼吸の一つが詰まったまま
凪いだ夜に、
凪いだ夜に花の軌道を描いたなら
はら、はら、はら、はら、
散るを見てるだけ
ただ、ただ、ただ、ただ、
君を迎うだけ
ただ、ただ、ただ、ただ、
君を見てるだけ
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