小鳥のさえずる声が聞こえている。
カーテンの隙間から光が射している。
目が沁みるように開けづらい。
それらは今が朝だということを教えてくれている。
しかし俺の最後の記憶は学校のはずだ。
なぜ俺は部屋で寝ている?
「それはね」
ほぅ、答えがあるなら聞こう。
「アレは夢だったのよ」
そうか。なら仕方がないな。
・・・あれ?
俺は誰と話している?
兄弟姉妹はいないはずだ。
俺はゆっくりと、さっき声が聞こえた方を見た。
眠さで視界は以前ぼやけてはいるが、長年使っている部屋である。
俺の目線の先が机であることは何より俺が知っている。
そう、机に誰かが・・・いるはずなんだが。
「どうなっt・・・ぅあ!?」
身体にとてつもない重圧がかかる。
内臓にまで響くような押しつぶされる痛み。
「ぐ、ぁ、はぁ・・・」
声にならないうめき声が聞こえる。
・・・聞こえる?
その声を出したのは俺じゃないか。
部屋で横たわっている俺を見ながら俺は思った。
・・・・・・。
何かがおかしい。
どこかに違和感を感じる。
なんだ、この、なんというか、あれだ、変な感覚は。
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)

時給310円
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞

じん
ゆれる街灯 篠突く雨
振れる感情 感覚のテレパス
迷子のふたりはコンタクト
ココロは 恋を知りました
タイトロープ ツギハギの制服
重度のディスコミュニケーション
眼光 赤色にキラキラ
ナニカが起こる胸騒ぎ
エイリアン わたしエイリアン
あなたの心を惑わせる...エイリアンエイリアン(歌詞)

ナユタン星人
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)

時給310円
例えばピースのないパズルに
触れているようで
存在すらあいまいな街並み
誰かの借り物じゃない言葉で
取り繕っても
確かなこと一つが語れずに
どこへとゆこうと 映り込む扉
夢みた景色を閉ざそうと迫る
噛みあわない鍵束はいくつある
証など視えずに...モラトリアム

cup_chinon
また日が昇る あの日々を置き去りに
時は無常にただ 流れ続けている
セピア色だけど とても鮮やかな
あなたとの思い出が 私をまだ動かす
どれだけの重荷だろうと 手放したりはしない
あなたとの思い出抱えて 後一度この先へ
終わりなき冬の厳しさに 打ちひしがれようと
暗闇の中だけれど まだ花は咲いてる
...また会おうね エクストラ 歌詞

クアんた
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わぁ、気づきませんでした!返信遅くなってすいません!!
そうです(?)、伏線のつもりです(笑
2009/09/07 00:56:38
ヘルケロ
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読ませていただきました
「俺を見ながら、俺は思った」って……
2009/08/22 23:01:06