嘆きの森の奥深く
美しき獣住んでいた
人々に忌み嫌われて
孤独感じながら生きてた

友達が 欲しかった
一人きり 寂しくて
駄目だった 人間は
彼の食事となってしまう

人喰ラウ獣はいつも鳴いていた
「誰か 誰か 友達になって」と
森の入り口の腐れおちた立て札
『コレヨリサキニ タチイルベカラズ』


嘆きの森の花畑
儚げな少女遊んでた
病に身体蝕まれ
孤独感じながら生きてた

友達が 欲しかった
一人きり 寂しくて
駄目だった 人間は
彼女を避けてしまったから

二人の願い ついに叶う
花畑で二人は出会う
毎日二人微笑んで
この日々が変わらなければと

欲望が 沸きあがる
少女に 喰らいつけ
顎伝う 彼の雫
少女は気づいていたのか

人喰ラウ獣はいつも鳴いてた
「やっと やっと 友達ができた」と
ずっと一緒にいたいと願っていても
終わりの時は近づいていた


花畑に横たわる少女
その傍らには
雫が光るナイフとフォーク

人喰ラウ獣はいつも泣いていた
「誰か 誰か 友達になって」と
花に囲まれて眠る少女の横には
痩せ衰えた獣の亡骸

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

人喰ラウ獣

物語調にするとどうしても長くなるんですよね…

閲覧数:108

投稿日:2009/07/18 20:53:27

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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