始まりも終わりも無い世界で。
……君と巡り合えた。


永遠に広がる宇宙の中。
嘘と真実の中で僕は生まれた。
終わらない孤独。
触れ合うことの無い指先。
永久(とこしえ)に彷徨い続けるこの心。


僕は求めた……!
包んでくれるぬくもりを。
優しい言葉のいたわりを。
どんな思いも打ち砕かれそうな。
始まりも終わりも無い世界で。
……君と巡り合えた。


全てが飲み込まれる混沌の中。
光と闇が交差する場所で僕は生まれた。
届かない声。
ゆるやかに枯れていくだけの命。
悠久に流れ続けるこの涙。


僕は叫んだ……!
僕を見つけてほしいと。
この手に触れてほしいと。
自分の存在を見失いそうな。
始まりも終わりも無い世界で。
……君と巡り合えた。


抱きしめてほしい。
……僕も抱きしめるから。
愛してほしい。
……僕も愛してるから。
ありがとう。
始まりも終わりも無い世界で。
やっと……君と巡り合えた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

電子の少年

宇宙・電脳世界・そして心。

永遠・無限・果てのない世界。

そして、終わりの無い孤独と終わりの無い愛。

つまりはそういう歌詞。

こういう世界観は人工的な存在であるボーカロイドにぴったりですよね。
むぅ、この歌詞のようにレンくんに思われてみたい。
……と、オチをつけなければ気が済まない性格。
真面目な話、苦手なんですよ。

閲覧数:96

投稿日:2008/05/05 22:08:50

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

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