[Aメロ]
外を通る階段から 遠い海が見えたんだよね
僕が登る階段には わめく声が反響していた

[Bメロ]
ねえ これで分かったね 僕の足が震えるのは
郷愁じゃない 喜びじゃない 君と違う恐怖なんだ
圧倒の 圧倒の

[サビ]
掴んだ手すりが 裏側だった僕を
もう一度 違う過去に飛ばしてよ
戻れやしないなら 楽しい思い出など語らないで
せめて忘れたままに

[Aメロ]
蜘蛛の網と わたぼこりと 軋む床の抜ける瞬間
怒鳴り声と 電子音と すべての嘘 煮込んだような

[Cメロ]
螺旋塔の裏で 僕は息を詰めた ゴシック建築の 幽霊の色して
君が笑った 怪談だって そっくりだったよ

[サビ]
理由もないまま 戦い抜いた僕を
ありがちなスタートまで戻してよ
どうして誰もが帰って来たがるのかを 知らないままなんて
愚かなんでしょう

[サビ]
返して
無駄などありえない 青春ってそうでしょう
捨てられた時間は 違ったのでしょう
かすれたフィルターは 苦しみだけじゃなくて
同じ道 選んだ 誰かの影を映すんだ


〔平仮名〕

[Aメロ]
そとをとおるかいだんから とおいうみがみえたんだよね
ぼくがのぼるかいだんには わめくこえがはんきょ(う)していた

[Bメロ]
ね(え) これでわかったね ぼくのあしがふるえるのは
きょうしゅうじゃな(い) よろこびじゃな(い) きみとちがうきょうふなんだ
あっとうの あっとうの

[サビ]
つかんだてすりが うらがわだったぼくを
もういちど ちがうかこにとばしてよ
もどれやしな(い)なら たのしいおもいでなどかたらないで
せめてわすれたままに

[Aメロ]
くものあみと わたぼこりと きしむゆかのぬけるしゅんかん
どなりごえと でんしおんと すべてのうそ にこんだような

[Cメロ]
らせんとうのうらで ぼくはいきをつめた ごしっくけんちくの ゆうれいのいろして
きみがわら(っ)た かいだんだ(っ)て そっくりだ(っ)たよ

[サビ]
りゆうもないまま たたかいぬいたぼくを
ありがちなすたーとまでもどしてよ
どうしてだれもがかえってきたがるのかを しらないままなんて
おろかなんでしょ(う)

[サビ]
かえして
むだなどありえな(い) せいしゅんってそうでしょう
すてられたじかんは ちがったのでしょ(う)
かすれたふぃるた(ー)は くるしみだけじゃなくて
おなじみち えらんだ だれかのかげをうつ(す)んだ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

二重螺旋

くもりらさんの楽曲に歌詞をつけさせていただきました!
http://piapro.jp/t/XwDN

「っ」以外の小さい文字については、前の文字と合わせて1音と数えているため、()をつけていません。ご了承ください。

指定されたボーカルのうち、リンちゃんとGUMIさんに歌ってもらうのは違和感があったので、残り3人(ミクさん、レンくん、IAさん)のタグをつけました。3人のうちの誰かが歌ってくれるといいな、と思っています。

閲覧数:202

投稿日:2018/06/01 14:22:19

文字数:1,035文字

カテゴリ:歌詞

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