「来年はなにをしているだろう」
あの日から数年 数十回目の夏が来た
やりたいことはあっても
踏み出せずに、ただ、青い空を見てた
何度も同じ夏を過ごして
僕は少しずつ大人になって
見てる景色は変わっていくのに
なんにも変わらないや
ありきたりな夏の歌
拙い言葉でも
蝉の声に搔き消されないように
伝えたいんだよ
格好つけたセリフなんて
言わなくていい
僕は僕らしく足掻いてみたいんだ
「去年はなにをしていたんだろう」
あの日から数ヶ月 数十回目の夏が来た
やりたいことはあるのに
それは無理って、また、部屋に閉じこもってた
何度も同じ夏を過ごして
みんな少しずつ大人になって
比較なんてできっこないのに
話についていけないや
どこにでもある夏の歌
ヘボい言葉だって
熱い日差しにクラクラ眩んでも
叫びたいんだよ
過去の恥ずかしさだって
終わったことだから
僕は僕らしく生きていきたいんだ
何度も同じ夏を過ごして
僕は少しずつ大人になって
眩しい真夏の太陽に
手が届きそうで、届きそうだから
ありきたりな夏の歌
あの日の傷跡も
だんだん思い出と化していくように
消えていくんだな
ありきたりな夏の歌
拙い言葉でも
蝉の声に搔き消されないように
伝えたいんだよ
格好つけたセリフなんて
言わなくていい
僕は僕らしく足掻いてみたいんだ
今年は終わりにさせない
ここからが始まりなんだ
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