My First Cottoncandy

投稿日:2021/04/20 22:14:43 | 文字数:582文字 | 閲覧数:827 | カテゴリ:歌詞

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綿あめうまく作れる人をスゴいなと思います。

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TEXT
 

初めて綿あめを食べた日のことを覚えている
棒の先にいくつもの細い糸が絡まって膨れて
これはきっと魔法だって信じこんでいた
そっと口にすると甘いのが不思議だった

そして私は次の新しい綿あめを手にした
最初は熱くてか細い糸だったものが重なって
徐々に大きくなって色も付いてキレイだった
触れた唇から甘さが全身に広がるほどに

どこまでもどこまでも増える
いつまでもいつまでも甘くて
そんな風にワクワクした日々が
このまま続いていくんだと思ってた


いつの間にかもう綿あめは食べ終えてしまって
駄々をこねることも忘れてしまったかのように
きれいさっぱり魔法が解けたように消えて
それでも唇はその甘さを忘れてはくれない

懐かしくなってお祭の夜に綿あめを買ってみた
砂糖菓子にしては結構なリッチプライス
口にした瞬間糸が甘い雫になるのと同時に
押し出されるように涙がこぼれて止まらない

くりかえしくりかえし手繰る
あの時のあの時の甘さが
こんな風にポロポロと溢れても
これから私は耐えられるの?わからない…


きらめく花火の色がふわり綿雲に映るとき
「この気持ちも空で弾けたら良いのに」って
甘かった頃の思い出達はどんな色だろう
鼻をすすってため息ひとつ棒はごみ箱へポイ

もう甘い糸の雲から雨が降らないように
小さくさよならと呟いてようやく終わった
終わったんだ

そこまで頑張らなくても良いかなと思い始めた2021。

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