A
外貨に変え難い 完全無欠の裂傷に
僕は価値を付けられないんだ
あれもこれも全て夢に見えて
後戻り先送り不安定でいる

B
やっと両脇に抱えた一つの草が
芽吹く前にもう枯れ果てていた
見回すとそこはコンクリート
空を見上げると一点も曇りなし

C
ありふれたちからはなにももってなくて
きりとったかがりがきえいりそうなんだ

S
きっと僕は時計を戻せないから
誰かが鍵を開けるしかない
発条は左回りに回り続ける
きっと僕は舵なんか持てないから
誰かに任せ回すしかない
電池だけはあるこの独楽の端に
僕は細やかに座してるんだ

A
余りが調度いい 唯一無二の欠損に
僕は匙を投げられないんだ
誰も彼も憖中途半端
遠回り空回り不健全でいる

B
やっと名誉を讃えた一人の才に
知らぬ間に疲れ果てていた
見回すとそこはコンクリート
空を見上げると一点も晴れ間なし

C
ありふれるこころにいつもきずをつけて
いざたったあしにもいつもおもりがある

C
ありふれたちからはなにももってなくて
きりとったかがりがきえいりそうなんだ

S
きっと僕は時計を戻せないから
誰かが鍵を開けるしかない

発条はとうに奏でていなかった

S
きっと誰も時計を戻せないから
僕が鍵を壊すしかない
発条はもう既に止まっている
きっと僕は船すらも乗れないから
誰かも言わず殺すしかない
電池だけはあるのに
この身体を僕は湿やかに解するんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

贋造発条

気疲れと潰れ。

閲覧数:197

投稿日:2017/12/22 08:26:12

文字数:607文字

カテゴリ:歌詞

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