No.3 『忘れ形見』

色が褪せて  朧(オボロ)になる  好きだった顔
キミに恋したことまで  時々  わからなくなる

キミが残した画像  リアルじゃない姿
死んだ液晶の模様  多いだけのピクセル
撮りまくった  写メや写真  無邪気に
書き添えられてる  短い、短いメッセージ

夜更けに読みふける  ダサさにわらっちまう
忘れ形見のコトバ   未来を知らぬコトバ


細部が消え  霞んでゆく  満たされた過去
キミと出会ったことまで   時々後悔したくなる

キミが残した品物  置き去りのみなしご
ただの土くれ・金属  色違いのお箸
暮らしてた  部屋の白いドア  無造作に
磔にされてた  短い、短いメッセージ

夜更けによみがえる  弱さにわらっちまう
中味のないコトバ  虚しい謝罪のコトバ


こんな謝るくらいなら  最初から出ていくなって
こんな苦しむくらいなら  最初から出会うなよって


夜更けに読みふける  ダサさにわらっちまう
忘れ形見のコトバ   未来を知らぬコトバ
夜更けによみがえる  弱さにわらっちまう
中味のないコトバ   虚しい謝罪のコトバ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

忘れ形見

野郎の失恋ソングです。

いい思い出があるのと無いのとでは、
どっちが生きやすいか、かなりナゾちゃうか
思います。

閲覧数:100

投稿日:2015/09/16 01:46:22

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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