また、土曜日がやってきた。憂鬱でもあり、楽しみでもあり、様々なグミに胸がしめつけられたり、その一方でグミに惹かれている自分もあったり。色々なグミに会ってから俺の人に対する見方が変わった、気がする。例えば、色々な視点で人を見るようになった。いつもは個人の視点で見てる人を複眼の思考で見るようになったとかとかとか。まぁ、色々だ。
まだ待ち合わせの時間までに結構あるから考えていたワケだが、ここまで考えた時点でカフェを覗いた俺はあることに気付いた。
・・・グミが俺より先にカフェに来ていた。
【私(君)の中の】十面相Ⅳ【住人は】
しかもすでに席に座ってぼーっとしている・・・。今までのグミと違うことに驚きを感じつつ、俺はグミへと近寄った。次にグミの隣に座るモーションに入った俺はグミに質問した。
「よぉ、早いな。」
「グミヤ待たせたらだめかなーって思ったから。」
外見には出さなかったがこの言葉を聞いた事思わず涙腺が崩れそうになった。なんていい娘...(´;ω;`)ブワッはて、俺はいつからこんなに涙腺がユルユルになったんだろうな(´・ω・`)?俺がそんな事を考えているとグミは衝撃の事実を言った。
「・・・ダルかったけど。」
え、グミさん今何て言いました?((((;´゜Д゜)))?俺の聞き間違いじゃないとするとダルかったと聞こえたんだが・・・?あれ?俺の耳がおかしいのか?んん?ダルかったダルかったダルかった...やはり幻聴じゃなかったようだ・・・。
「でも来たからよかった。」
ニコリと笑ってグミは言った。・・・・可愛い///ふむ...ダルデレ、か。なるほど、あの●ョ●子みたいやつか。分かった。六番目の性格を把握した俺は、
「よし、どっか行くか?」
「いいよー。」
ダルそうなグミを誘った。グミはダルそうに後を着いてくる。まず最初の目的地に着いた。映画館だ。かっこよく言うと「movie」っていうやつだ。ちなみにグミは映画が始まっても、
「・・・面白い。」
とか言いつつ、ダルそうにポップコーンをポリポリ食べていた。その後も俺とグミは3番目同様に遊園地やら水族館やら色々回った。一部ご紹介しよう。遊園地では、ジェットコースターに、
「・・・・・・」
一言も発する事なく乗り終え。コーヒーカップでは、曲が終わり、いざ行かん次のアトラクションへ一歩踏み出したとき、
「・・・まだ乗っていようよ。一緒に。」
俺のすそを掴んで言った。Σ(゜口゜;これにはグッときたね。結構萌えt・・・げふんげふん・・・結構可愛かった。この何か言いたげな瞳で見つめられて言い返せるヤツはいないだろう・・・と思うほどだったね。『六番目は何かとダルそうだが、可愛げがある。』俺は何回使用しただろうか脳内のメモ帳にメモった。この誘惑には負けフラグが立ったので、
「お、おう・・・////」
それに同意した。俺が同意した後、二回目のコーヒーカップに乗り込んだ。係のお姉さんもポカンと彼氏の浮気現場を目撃したかのように口を開けていた。
「さて、と。」
再び始まりの場所、カフェに戻ってきた。グミはお疲れのようで、イスに腰掛けると同時に眠りについた。 ・・・グミは無防備。俺は放置状態。さてどうする・・・?途端俺の脳内で緊急会議が始まった。
『襲ってやろうか・・・?』
まずは本能が一言。
『いやいや、目を覚ましたらどうする?』
と理性。 ・・・ってそっちかよ!俺は自分の理性に自分でつっこむという異様な技をやってのけた。
『じゃあキスぐらいならいいか・・・?』
本能も少し考えたようだ。
『・・・それならいいか。』
理性・・・お前には見損なったよ・・・バレなきゃいいってもんじゃないだろ・・・!そして緊急会議の結果。
『キスならおk。』
という事になった。今回の会議は本能が勝利した。『・・・うん、そうだよな。それくらいならいいよな・・・』負けた理性がブツブツ言っている。結局俺は徐々に顔を近付けて・・・・
「・・・おはよう。」
おっと、ここでグミさんが起きた。俺は悔しいのと安心したのと両方の気持ちを兼ね備えるという異形な業をやってみせた。
「・・・一緒に寝る?」
「ないない!ってかグミ疲れたのか?」
「まぁ・・・ちょっとだけ。」
やっぱりそうだったのか。元々性格がダルデレなワケだし。疲れただろうな。
「・・・じゃあ、もう帰るか?」
名残惜しい感じもしたがグミの事を考えるとそれが良案だ。グミはそれに答えるように大きく首を縦に振った。
「・・・じゃあな。」
「バイバイ。」
わずかな間見つめ合ったあと、俺はその場を去った。七番目はどんなグミだろうなぁ・・・・。
【私(君)の中の】十面相Ⅳ【住人は】
・・・どもども、香凛でーす☆
やっと投稿出来た・・・。
あれ?前に投稿したのいつだっけ(´・ω・`)?
まぁ、それはとにかく、六番目の登場です!!
今回は注目の作品入りしないの?(´・ω・`)
・・・すまん。これ以上進みそうにない・・・。多分次で七番目から十番目飛ばして完結するかと...><
ごめんなさいっ<(_ _)><(_ _)>
素晴らしき本家様↓
【http://www.nicovideo.jp/watch/sm13304052】
V3のGUMIver.はコチラ↓
【http://www.nicovideo.jp/watch/sm15944604】
コラボの片割れ、れっちぃさんの素晴らしき解釈
1【http://piapro.jp/t/bAM5】
2【http://piapro.jp/t/m8-p】
コメント4
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もっと見る*土曜日*
「まだか・・・?」
実は俺は待ち合わせの時間の一時間前にカフェに来ていた。一番目、二番目と人格の違うグミを見てきたが、明らかに俺は彼女に惹かれていた。
「遅い・・・」
と、言ってもまだ30分ほど前なのだが。『四番目はどんな人格なのだろう・・・?』と、俺は密かに期待していた。
「グミヤ・・...【私(君)の中の】十面相Ⅲ【住人は】
姉音香凛
君はあと何人いるのだろうか。何人いたとしても結末はただひとつ。俺はその中から一人だけを選ばなければいけない。当然残りのグミは悲しむだろう。でもそんなグミを俺は見たくない。だとしたら結論は――――
【私(君)の中の】十面相Ⅴ【住人は】
俺が遅刻ギリギリにもかかわらずにそんな事を考えつつ、待ち合わせのカ...【私(君)の中の】十面相Ⅴ【住人は】
姉音香凛
2月6日。時刻は14時30分。今にも雨が降りそうな曇り空。
こちら、とある公園の西入り口。
「遅いなぁ・・・」
一人の少女がベンチに座って、ぼんやりと青く澄んだ空を見上げて呟いた。
一方、こちらはとある公園の東入り口。
「遅いなー」
一人の少年がベンチに座って側に居る鳩と戯れていた。
ひとつの公園に...【誕プレ小説】公園の罠【Dear 希来】
姉音香凛
君の髪がなびいて甘い香りが溢れる
名前を呼べば、笑顔で振り向いてくれる
君が、大好きだよ。
僕と彼女は同じ高校に通っている。
君と同じ学校がよくて、頑張って勉強して、勉強して、
難関高校に合格した。
君の緑の髪も
優しい声も
全部が大好き。
僕は、ありきたりな黄色い髪で、...君に紡ぐ物語
鏡世
*次の土曜日*
ついに三人目のグミと会う日がやってきた。この日を複雑な思いで待っていた。楽しみでもあり、胸が締め付けられるようでもあった。それでも、二番目のグミを見た時、俺は少しだが彼女に惹かれていた。
「ぐううううみいいいいいやああああああああああ!!!!」
【私(君)の中の】十面相Ⅱ【住人は】
...【私(君)の中の】十面相Ⅱ【住人は】
姉音香凛
*グミ*
「好きっ!」
私は自分と幼馴染にして、外見までそっくりなグミヤにそう告げた。 俗に言う〝告白〝というやつだ。まぁ、「両想いかもしれない」と、いう恋をしている女の子独特の思いを持って言ったのだが・・・ 例え、両想いだとしても、付き合うのは無理だろう。
なぜなら私は―――
『十面相』
なのだか...【私(君)の中の】十面相【住人は】
姉音香凛
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ご意見・ご感想
sei
ご意見・ご感想
ダルデレよい!
もうなんでもよい((殴←
萌え~ってやつデスカネ?
グミヤ・・・大丈夫、ガンバ☆((なにがダ
こんな意味不なコメのこして消えまーす(^∀^)
次回もガンバレ!
2011/12/08 23:28:54
姉音香凛
そうかっ?ありがと...///((なぜおまえが照れr(((
ええ!?じゃあ全員お持ち帰りd←
そ、そうデスネ!((口調ww
グミヤの理性はどこまでもつのか!?乞うご期待!(しなくていいww
意味不明・・・なのか?ww
おう、頑張るぜっ!(*´ω`*)
2011/12/09 17:11:56
芽莉沙
ご意見・ご感想
ダルデレって…ww
うっかりこっちまでグミヤの気分を味わっちゃったぜ☆(ダルデレに萌えたと言いたい←
そしてグミヤの理性弱いなwww
いいのかwそれでww
なんか選べなくなってきた…(((お前は選ぶ権利ねーよw
7番目のグミちゃんも楽しみにしてるよ><
2011/12/04 11:11:04
姉音香凛
あわわ・・・こんなにたくさんのメッセージが・・ありがとうございますっ(´;ω;`)ブワッ
>>れっち
ふっふっふっ・・・そうでしょー?萌えr((おまわりさんこの人でs
だよね!!ギャップが大事☆
グミヤくんが危ない人になりつt・・・
ありがと...///
ありがとうございますっ!!(*´ω`*)
>>めーさ
ダルデレは初めて書きました←
やっぱり萌えr(((
理性は絶対的に弱いものなんだよ!((違←
お持ち帰りはご自由n(ぇ
ありがとー!!<(_ _)><(_ _)>
>>ねこラビュさん
お、初めまして!そしてメッセージさんくすです!
おぉ....Σ(゜口゜; あたしの駄文を・・・ありがとうございます((((;´゜Д゜)))
そ、そうですかっ?ありがとうございますr((誰←
感謝です!!ありがとうございます!!
2011/12/05 17:30:17
モモコ
ご意見・ご感想
初めまして!
十面相、一話から読ませて頂きました!
どのグミちゃんもカワイイですね~。
六番目はダルデレ・・・。スゴイです・・・。
フォロー、ブクマとさせて頂きます。
後で、個人宛でメッセ送らせて頂きます。
2011/12/04 10:47:46
姉音香凛
あわわ・・・こんなにたくさんのメッセージが・・ありがとうございますっ(´;ω;`)ブワッ
>>れっち
ふっふっふっ・・・そうでしょー?萌えr((おまわりさんこの人でs
だよね!!ギャップが大事☆
グミヤくんが危ない人になりつt・・・
ありがと...///
ありがとうございますっ!!(*´ω`*)
>>めーさ
ダルデレは初めて書きました←
やっぱり萌えr(((
理性は絶対的に弱いものなんだよ!((違←
お持ち帰りはご自由n(ぇ
ありがとー!!<(_ _)><(_ _)>
>>ねこラビュさん
お、初めまして!そしてメッセージさんくすです!
おぉ....Σ(゜口゜; あたしの駄文を・・・ありがとうございます((((;´゜Д゜)))
そ、そうですかっ?ありがとうございますr((誰←
感謝です!!ありがとうございます!!
2011/12/05 17:30:17
鏡世
ご意見・ご感想
こんにちわ!
六番目グミちゃん可愛いw
文綺麗ですねー、、
羨ましい><
2011/12/03 15:49:17
姉音香凛
あ、鏡世さんメッセージさんくすです!!
そしておはようございます!(*´ω`*)
六番目はダルデレとなっておりますのでww
そうですか・・・?ありがとうございます///
2011/12/04 07:05:09