鳥が渡って 風が光れば
名もなき花は 面影誘う
遠き山々 月は冴えわたり
旅の夜更けに ただ君を想う

風のように 傍においでよ
僕の傍に もう一度だけ
月がかそけく 星を乞うように
君を纏う 夢を見る

あの日の君に もしも逢えるなら
僕は黙って 涙を流すだろう
小石を重ね 花を手向けよう
君といつか来た この場所に


収穫祭で にぎわう村の
花の女神は アズレアの冠
「選ばれたの」と恥かしそうに
振り向いた君はもういない

風のように 傍においでよ
僕の傍に もう一度だけ
雨の丘で異教徒たちが
丸い背をして祈ってる

あの日の君に もしも逢えるなら
君にすがって 許しを請うだろう
ふたりが逢った 冬のカテドラル
君はひとりで 冷たくなってた

あの日の君に もしも逢えるなら
君を抱きしめ 優しく言うだろう
僕のせいだよ 何もかも僕のせい
君をこんなに 好きだったのに


あの日の君に もしも逢えたなら
君を見つめて 何も言えないだろう
時はそんなに 優しくもないし
君が笑うと 夢は覚めていく

あの日の君に もしも逢えたなら
君を見つめて 何も言えないだろう
時はそんなに お人好しじゃない
君が笑うと 夢は覚めていく

あの日の君に もしも逢えたなら
君を見つめて 何も言えないだろう
時はそんなに お人好しじゃない
君が笑って  夢は消えていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの日の君に出逢えたら

歌詞募集曲の応募用歌詞。

閲覧数:344

投稿日:2022/04/28 21:46:15

文字数:584文字

カテゴリ:歌詞

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