コツコツコツー。

私立募歌炉(ぼかろ)学校に、
一人の転校生がやってきた。
名前は、貴音 萌依子(たかおと めいこ)
すこしチャラいかんじの
どこにでもいそうな高校生だ
そんななか萌依子は、
この募歌炉学校に
転校してきた
だが
そこにかよう生徒は、皆不良系の人が多い。

授業内にケータイいじりは当然のこと、
飲食、ゲーム、紙飛行機をつくったり、
授業に参加せず遊びこんでいる生徒たちだ。

萌依子はそんな中、少しゆるくなったセーラー服をまとい
1年1組になった。
入った瞬間、
THE・校則違反の塊。
スカートが長い
ネックレスまで普通につけている。
みんな萌依子のことをにらみつけた
挑発の意だろうか?

萌依子はそんなことでもものおじはしない。
なんせ、負けず嫌いであるためケンカなんて
いままでで1回も負けたことがない。

「たかおと めいこ」 

 と書かれた黒板に、みんな騒ぎ始めた。

★萌依子¥緊迫した教室¥★
わたしはこれから自己紹介をしなくてはならない
だが、黒板の名前になぜ、そんな騒ぎ始めるのだろうか?
私は何があったのか把握できなかった。
先生のほうを見れば居眠り。
ーそのときー
黄色い髪で高い位置にゆったサイドテールの女子生徒が机を蹴った。
「お前、ふざけてんのか?」
つかの間の沈黙。

初対面なのに
いきなり何なんだこの人は?

「あなただれ?」
わたしは張りのある声で聞いた。

「ああ、あたしの名は
 北木 ネイル。
 おまえ、このクリップ族の総長
 3ー1の三栗 ルカ先輩を
 倒したっていううわさだが本当か?
 あぁ?」

三栗 ルカ・・・。私はその名をよく知っている
でもなぜ?考えている間に
ネイルが

「タイマンしようぜ!貴音。」
といわれた。
「私本当にキレた相手としかタイマンしないから。
 断る。」

ネイルが急に私の胸座をつかんだ。
頬をはたいてきた。

ープツッー

何かの切れる音。
「わたしは、あなたとタイマンいたす。」


※次回 萌依子とネイルの凄まじいタイマンが!?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

hardDays

MEIKOを中心にした
不良っぽいストーリー。

閲覧数:166

投稿日:2015/12/12 20:12:18

文字数:869文字

カテゴリ:小説

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