薄紅の花びらは ひとひら街に消えて
見上げれば曇り空 切り裂く燕一羽
巡る季節に 昇る朝陽に
過ぎ行く時に 脅え続けて
芽吹く翠は 未熟な胸ざわめかせ
雨上がり そよぐ風 香り立つ土と水
踏み出せば水鏡 砕け散り輝いて
戦うように 血を流すように
寄る辺ないまま 過ごす日々は
数限りない 流れゆく人に呑まれて
僕達のこの時間も
いつの日か風になって
薄紅の花びらや燕
乗せて行く
月浮かぶ盃に なみなみと注ぎ足して
語らえば笑い声 無情な人生論
楽しいなんて 悲しいなんて
虚しいなんて どうでも良くて
爆ぜ飛びそうな 血の巡る身体を ただ
せせらぎを囁きと 聞きまごうような夜
人恋し そんなこと 誰にも言えやしない
身を寄せ合って 肌を重ねて
額合わせて 手を握り合い
迎える朝は この不安を緋色に焼く
僕達のやり過ごした
幾つもの遠い日々も
月浮かぶ盃の肴
なれるだろう
僕達のこの時間も
幾つもの遠い日々も
薄紅の花びらを浮かべ
飲み干そう
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ブクマつながり
もっと見る鷺よどこまでも飛んでいけ
おまえは自由なのだから
高い建物をよけながら
鉄塔をいくつもくぐって
ダムの谷を渡り
みなかみを越え
景色のあるほうへ
たまには田舎の沼なんかで羽を休めてさ
ちょっとしたら飛んでいけよ
おまえは自由なのだから...鷺へ
漆烏
【サビ】
軽いJab いきなり放つBody
Count upは One three five seven…
Glayは 誰かさん名付けた
躊躇ったなら もうDead
【A】
欲張り犬には 甘い骨
見下ろす足元 どちらも欲しい
大口開けてさ 唸ったとたん
ぼちゃんと流れてった...躊躇ったならDead
フゥ
吹く風すら凍てつく 白銀(はくぎん)に煌(きら)めく大地
空に蒼き月
この身を守るものは 只(ただ)、己(おの)が牙と爪のみ
他に何もない
同胞(はらから)たちよ
我(われ)の声を聴け
怯えるだけでは何も始まらない
いかなる時も
傷つくこと恐れないで 大地を駆け抜けろ
行く手さえぎる全てのものに...遠吠え【作曲:じゅん様】
kai
揺蕩う四十度
逆らう本能と
五日の他人
其れは其れは 優しい牙で
朱い朱い 彼女を噛んで
終わり際に 仰いました
「御縁があれば、其の時に」
泳ぐ様に 騒ぐ様に 喘ぐ様に
或いは宛ら恋の様に 散る
然様ならと 云った癖に 自ずと二人...浴槽心中
かぼちゃを下さい
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