愛されたいと願っても
動くことはできなくて
誰かと話すことすら
空回りしていたよ

きんきん 鳴る光線銃
グラグラ 揺れる水平線
視界に居座る歯車に
気分は最悪だ


くらい くらい部屋の中で
私は一人きりでいる
眠気に誘われながら
空を見ているんだ
くろい くろい 空の中には
星はひとつも見えない
だから星座を想像しながら
丸くなっていたんだ



死にたくないと願っても
生きる理由がなくて
誰かに縋ることすら
できなかったよ

ぐるぐる 回る胃酸達
ばくばく こわれる遠近感
目に見えるものが怖くて
気分は最悪だ

しろい しろい 太陽の陽は
私をいつも照らす
その光から逃げるように
走っているんだ
しろく くらい 視界の隅で
現実なのかわからない君の姿が見えて
思わず手を伸ばしてしまったんだ
だって 救われたかったから

しろい羽が辺りを埋める
キミは微笑んで私の手を握ろうとする

けれど怖くなって手を引いてしまった

しろい しろい 光が割れる
知らず屋上の淵にいた
思わず一歩引いた私に
キミは残念な顔をした
しろい しろい キミが消える
腰が抜けて仰いだ空は
奇麗な青さで涙が出たよ
溶けて消えれば救われたのかな

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  • 非営利目的に限ります
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天使の救済

救われたい

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投稿日:2023/01/11 23:43:44

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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