【1】
セットリストの切れ端
思い出の片隅
殴り書きされた文字はタイムマシンとなって
一瞬であの日に連れ戻してくれる
照らされた舞台よりもまばゆい君が
僕の心に白夜のように明るく語りかける
汗ばんだTシャツが、熱気の高さを物語る
身震いするオーディエンス
歓声のシャワー
ほとばしる激情
近そうで遠い心の距離と
遠そうで近いステージの距離
【2】
夢のような時間
つまらない日常
いくら思い出の君を追いかけても
どこまでも追いつくことができない
色あせた写真の中から微笑む君の残像は
僕の心に屋久杉のように根を下ろす
異世界に迷い込んだように、ドキドキしてた
一瞬目が合うだけで、世界は永遠に僕のものだった
湧き出るアドレナリン
こみ上げる哀愁
近そうで遠い心の距離と
遠そうで近いステージの距離
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