■No.275
運命を改竄した姫の話
とある国の未来視の姫
銀の瞳に痛みを識る
人の運命 過去の歴史も
全ては檻の中
過ぎ去る命
数え切れない非業の涙 願い 祈り
時の歯車 此岸の墓碑
忘れ去られてゆく
「もし私が 生まれた事
意味があるとしたら――」
白い指が歴史細工
その歯車に触れる
廻る廻る 運命機械
止めどなく狂い荒れる輪舞曲
神の法則 逆らおうとも
後戻りできない
時を変えた 未来視の姫
銀の瞳に花の笑顔
人の運命 過去の悲劇も
優しく包み込む
救えた命
数え切れない希望の涙の代償は
誰かの生 誰かの咎で
贖い強いられる
「もし私が この世界に
生まれないとしても――」
震える手が歴史細工
その歯車を崩す
狂う狂う 運命機械
止めどなく猛り狂う輪舞曲
神の怒りに触れたとして
その手を離せない
とある国の 未来視の姫
生まれる事さえ赦されず
人の運命 過去の歴史は
改竄もされない
廻る廻る 運命機械
止めどなく狂い荒れる輪舞曲
神の法則 逆らおうとも
その手を離せない
廻る廻る 運命機械
止めどなく巡り続く輪舞曲
人の運命 時の涙も
全ては檻の中
■ひらがなひめ
A
とあるくにの みらいしのひめ
ぎんのひとみに いたみおしる
ひとのさだめ かこのれきしも
すべてわおりのなか
すぎさるいのち かぞえきれない
ひごおのなみだ ねがいいのり
ときのはぐるましがんのぼひ
わすれさられてゆく
B
もしわたしが うまれたこと
いみがあるとしたら
しろいゆびが れきしざいく
そのはぐるまにふれる
S
まわるまわる でうしすまきな
とめどなくくるい あれる ろんど
かみのさだめ さからおうとも
あともどりできない
A
ときおかえた みらいしのひめ
ぎんのひとみに はなのえがお
ひとのさだめ かこのひげきも
やさしくつつみこむ
すくえたいのち かぞえきれない
きぼうのなみだ のだいしょおわ
だれかのせいだれかのとがで
あがないしいられる
B
もしわたしが このせかいに
うまれないとしても
ふるえるてが れきしざいく
そのはぐるまおくずす
S
くるうくるう でうしすまきな
とめどなくたけり くるう ろんど
かみのいかり にふれたとして
そのておはなせない
C(A)
とあるくにの みらいしのひめ
うまれることさ えゆるされず
ひとのさだめ かこのれきしわ
かいざんもされない
S
まわるまわる でうしすまきな
とめどなくくるい あれる ろんど
かみのさだめ さからおうとも
そのておはなせない
S
まわるまわる でうしすまきな
とめどなくめぐり つづく ろんど
ひとのさだめ ときのなみだも
すべてわおりのなか
■読み仮名ひめ
運命を改竄した姫の話
A
とある国の 未来視の姫
銀の瞳に痛みを識る
人の運命(さだめ) 過去の歴史も
全ては檻の中
過ぎ去る命
数え切れない非業の涙 願い 祈り
時の歯車 此岸の墓碑
忘れ去られてゆく
B
「もし私が 生まれた事
意味があるとしたら――」
白い指が 歴史細工
その歯車に触れる
S
廻る廻る 運命機械(デウシスマキナ)
止めどなく狂い荒れる輪舞曲(ロンド)
神の法則(さだめ) 逆らおうとも
後戻りできない
A
時を変えた 未来視の姫
銀の瞳に花の笑顔
人の運命(さだめ) 過去の悲劇も
優しく包み込む
救えた命
数え切れない希望の涙 の代償は
誰かの生 誰かの咎で
贖い強いられる
B
「もし私が この世界に
生まれないとしても――」
震える手が 歴史細工
その歯車を崩す
S
狂う狂う 運命機械(デウシスマキナ)
止めどなく猛り狂う輪舞曲(ロンド)
神の怒りに触れたとして
その手を離せない
C(A)
とある国の 未来視の姫
生まれる事さえ赦されず
人の運命(さだめ) 過去の歴史は
改竄もされない
S
廻る廻る 運命機械(デウシスマキナ)
止めどなく狂い荒れる輪舞曲(ロンド)
神の法則(さだめ) 逆らおうとも
その手を離せない
S
廻る廻る 運命機械(デウシスマキナ)
止めどなく巡り続く輪舞曲(ロンド)
人の運命(さだめ) 時の涙も
全ては檻の中
■歴史の中で
因果の歯車は廻る
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