「あっ初音ミクだ!」

「なんで歌姫がこんな所に!?」

・・・いいでしょどうだって。

私は最近巷で有名になり始めた歌手のたまご。
今日はとある人を待ってる。
私がちょっと有名になる前から付き合ってる大好きなひと。

「ミク!」

「遅いよ」

初音ミクオ。みんなクオって呼ぶ。もちろん私も。
クオはかっこいいし優しい。勉強も出来る19歳。私と違ってクオは大人だ。

でも、気をつかってなにもしてこない。

それが逆に不安になって、今日は私からクオをデートに誘った。

「ミク、仕事忙しいんじゃないの?」

「いいの!今日は休みだもん、ずっとクオと一緒に居たい!」

クオは仕方ないなぁ、と私を撫でる。

もしかして子供扱いされてる?
そりゃあ私のほうが3歳年下だけど・・・

「どこに行きたい?」

いつもだったら買い物って言うところだけど今日は違う。

「クオん家!」

クオは一人暮らしだから何も気を使わなくていいみたい。
二つ返事でOKしてくれた。








クオの家に来てみたものの、何をすればいいか分からず。

あーあ、ちゃんとプランを立てとくんだったなぁ・・・
とりあえず、ちょっと意識させてみよう・・・か?

「クオ、今日クオの家泊まっていい?」

「俺はいいけど・・・ミクは大丈夫?」

「全然平気!!」

「ミクの親御さんとか心配するんじゃ?やめといた方が・・・」

むぅ・・・なんか腹が立ってきた。

この年頃、子供扱いされるのがただでさえ嫌なのに、クオにまで子供扱いされるとなんか余計嫌って言うか・・・腹が立つ。


「いつまでも子供じゃないからっ」


クオ、びっくり。だってこんなこと言ったの初めてだし。
ごめんね、変なところでキレるのも思春期のご愛嬌。

「ミクはつまり・・・何を言いたい?」

「もう我慢しなくていいよっ・・・」


今絶対顔真っ赤だ・・・


我侭ではしたない子だと思われたかもしれない。


でもそれくらいクオが好きだから・・・


だからこんなこと言ってるんだよ?


「我慢なんかしてない。俺はミクを汚したくなかっただけ・・・」



そう言いながらもクオは唇を重ねてきた。




キスは初めてじゃなかった。



でもこんなキスは初めてだ。



「んっ…」



自分でも驚くくらい変な声...歌ってるときに音を外したみたいな声が出た。



気がついたらクオの顔の後ろには天井があって、下はベッドで。



「・・・・・・ミク、大好きだよ」



ボタンを外すクオが居て、



「・・・・・私も、だいすき」



恥ずかしそうにしている私も居て。






そしてふたりはひとつになって。






世界は今、私のために回っている。








ずっと、ずっとクオを好きでいられますように―――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【リクエスト】世界は私のために回るの!!【クオミク】

リオちゃんからのリクでクオミクを書かせていただきました。
レンリンより大人な感じでお送りしました~
これでいいかな??

クオが年上=俺得だぜ^q^

クオミクはまた書きたいと思ってます(*´∀`*)

閲覧数:783

投稿日:2011/05/16 22:26:16

文字数:1,191文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • 紅華116@たまに活動。

    !!!美味しかったです!!! ご馳走様!!
    ブクマいただいたよ!!
    裕子ちゃんの書くクオミクも最高だ!!
    クオが年上なのは俺得^p^

    2011/05/19 17:03:53

    • 楪 侑子@復活!

      楪 侑子@復活!

      紅華ちゃん  美味しかった?よかったぁ・・・
             ブクマ有難う!!嬉しすぎて死にそうww
             またクオミクは書くよ!!
             やっぱりクオは年上じゃなky(ry
       

      リオちゃん  いえいえ、これ位なんともありませんのよ(ww
             よかった(*´∀`*)
             クオミクさいこーう!
             クオは年上がイチバンだと思う・・・

      2011/05/20 21:43:59

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