恋じゃなかったら恋じゃなかったら
恋じゃなかったら何になるのかな

恋じゃなかったら君じゃなかったら
今日じゃなかったら嘘になるのかな

足取りはいつも装うように軽く
信じているふりを隠すのが上手
適度な距離で誰からも遠くて
あんなに目立つのに素早く去った

追いかける瞳すらくらませては
指先を立てておクチの前にひとつ
不敵な笑みが射抜いた気持ちなんか
私は絶対に信じちゃいけない!

知らない知らない知らない知らない
こんな早い早いうるさい脈拍
待てない待てない待てない待てない
そんな憂い赤いぎくしゃく呼吸

振り回されたくなったわけじゃない
安静にしてなさいって言われても
瞳の中に居てくれないと不安になるの
笑うなら笑えばいい殴ってやるから!


指先はいつも手招くように流し
感じているふりを逃がすのが上手
節度を保ち誰しもが壁作り
あんなに映えるのに素早く消えた

追いすがる言葉すら手折らせては
指先を立てて私の前にひとつ
無様な読みで慌てた気持ちなんか
あなたは絶対に信じてはいない!

言わない言わない言わない言わない
こんな甘い甘いとろける告白
勝てない勝てない勝てない勝てない
そんな淡い願い爆発プシュー!

気にかけられたくなったわけじゃない
冷静に見てなさいって言われても
心の奥に来てくれないと思案が募る
見たいなら見てればいい殴ってやるから!


冷たい雨忘れた傘震える腕傷つく夢
傘を差し出すことなく静かに指を沿わせて
手のひらだけずっとずっと燃えるように
その熱でお互いに風邪を引いてしまう程

でもねでもね知ってるの
あのねあのね聞いちゃった
それはそれは見ないふり
だけどだけど無理だった

叫んで引き裂いて破り捨て粉々に
喚いて泣き叫びぶつけたの轟々と
笑ってないで答えてよ
笑ってないで泣けばいい
慰めないで恥ずかしい
俯かないで言葉にして!


恋じゃなかったら恋じゃなかったら
恋じゃなかったら誰になるのかな

恋じゃなかったら君じゃなかったら
明日がなかったら嘘は消えるかな


名前をつけなければいけない気持ちは
もうどこにもなくなってしまった
あの手のひらの熱だけが残ってる
誰も知ることのない宝箱の奥底で

恋というのなら
恋と呼ぶのなら
恋であるのなら
そんなの知らないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

不揮発性過干渉中毒

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投稿日:2024/08/10 22:40:50

文字数:965文字

カテゴリ:歌詞

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