1Aそれはとても奇妙で
  それはとても不思議で
  静かに広がっていった

1B「夢を失えば死ぬ」
  そんな噂が街に広がる
  老いも若きも笑い飛ばした
  「そんな事があるモノか」と

1Cきっかけはありふれた事で
  君は夢を失った
  涙が一つ 零れた

1S塵になって 風に攫われて
  体の端から消えて逝く
  ざわめく周りに微笑んで
  「ほら 噂は本当だった」

1Dなんて 強がって
  君は消えて逝った

2Aそれはとても可笑しくて
  それはとても理不尽で
  次第に大きくなってた

2B「夢を失えば死ぬ」
  そんな噂は正しかったと
  老いも若きも笑い飛ばせず
  ただ怯えるだけだった

2Cきっかけはありふれた事で
  僕は夢を持ったんだ
  『喪う』事が 怖くて

2S塵になって 風に吹かれて逝った
  体の端から消えて逝った
  ざわめく周りに笑ってさ
  「ほら 噂は本当だった」

2Dなんて 強がった
  君を忘れないよ

全文ひらがなver

1Aそれはとてもきみょうで
  それはとてもふしぎで
  しずかにひろがっていった

1B「ゆめをうしなえばしぬ」
  そんなうわさがまちにひろがる
  おいもしきもわらいとばした
  「そんなことがあるモノか」と

1Cきっかけはありふれたことで
  きみはゆめをうしなった
  なみだがひとつ こぼれた

1Sちりになって かぜにさらわれて
  からだのはしからきえていく
  ざわめくまわりにほほえんで
  「ほら うわさはほんとうだった」

1Dなんて つよがって
  きみはきえていった

2Aそれはとてもおかしくて
  それはとてもりふじんで
  しだいにおおきくなってた

2B「ゆめをうしなえばしぬ」
  そんなうわさはただしかったと
  おいもしきもわらいとばせず
  ただおびえるだけだった

2Cきっかけはありふれたことで
  ぼくはゆめをもったんだ
  『うしなう』ことが こわくて

2Sちりになって かぜにふかれていった
  からだのはしからきえていった
  ざわめくまわりにわらってさ
  「ほら うわさはほんとうだった」

2Dなんて つよがった
  きみをわすれないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

夢失病(むしつびょう)

 これは友人で言葉の楽園と言うサイトを作った相川コータローさんから元ネタをいただきました。他にも話を聞きまして、歌詞が思いつきそうだから使わせてほしいというと快く許可をいただけました。

 本人いわく、「シルバーの世界観で書いてほしいから詳しく話さない。けど、この言葉は「病」という事を外したらダメだ」そうです。

私の世界観と言うものがよくわかっていませんが、言葉を聞いて浮かんだままを書きました。

相川コータローさんのツイッター
@aikawakoutarou

言葉の楽園
https://paradise-of-words.com/

閲覧数:174

投稿日:2018/11/27 20:42:50

文字数:947文字

カテゴリ:歌詞

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