KAITOの種17(亜種注意)

投稿日:2009/05/31 00:49:49 | 文字数:1,933文字 | 閲覧数:221 | カテゴリ:小説

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続きを書いていたらほのぼのしたのを書けというお告げが来ました。
書きかけのを放置してこっち書きました。
中途半端なほのぼの加減になりました。
やっぱ中断して書くとろくなことないね!

皆様新型インフル大丈夫でしょうか?
自分は流行に乗って、マスターにかかってもらおうかと思いました。
病気ネタはしばらく書けそうにないので止めました。
ま、いつか病気になってもらうから楽しみにしてやがれマスター!


寝てしまって貼ってなかった本家様へのリンク
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on


5月23日 0:23
あ…あの有名な不憫タグがついているだと…?
マスターのどの辺で不憫タグがついたのか全くわからない自分はSだという事ですかね?
ほのぼの良いですか!ぶっちゃけ半分寝ながらあげようとしてたので大して読み返さずにほのぼのしてねぇなあとか思ってました(オイ
なので良いと言われて嬉しいです。
次回も期待…………プレッシャーで死にそうなんですが;
ほのぼのですか。この流れはほのぼのですか。
……頑張ってみますが…あんまり期待しないで下さいね;;

5月23日 22:42
…今後の予定ってことは主に自分の発言から不憫タグがついたのか?
でもマスターの病気ネタは三ヶ月ぐらいから出来てるから予定は変わらないけど!

5月25日 0:32
だからハテナね………マテ、タグ職人何人いるんだww

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TEXT
 

窓から入ってくる風は湿り気を帯びていて、今すぐにでも雨が降りそうだ。
背中でその風を受けながらフライパンを動かして、綺麗に焼き上がったホットケーキを皿に移す。
ふむ。
我ながら中々上手く作れたと思う。
一枚のホットケーキに包丁を通す。
何等分がいいのだろうか。
普通ならば六等分だが、食べる人の事を考えるとそれでは大きい気がする。
というか初めから小さいサイズで焼けばよかったのだ。
今になって思う。だがもう手遅れだ。
とりあえず六等分に切って、食べにくそうならば更に切ってやることにしよう。
六つに切られたホットケーキの上にバニラアイスを乗せ、その上にチョコレートソースをかける。
こんなものだろうか。
見た目の感覚でかけたせいで少々チョコが多い気がするが、無視する。
早くも溶けはじめたアイスの乗っているホットケーキを片手にリビングへ戻る。
ホットケーキの匂いにさっきから騒いでいたコウが一層高い声を上げた。
落ち着け。静かにしないと食べさせないぞ。

「み!」

返事が返るが、興奮したままだ。
落ち着きというものがまるでないなコイツは。
ま、いいか。
ホットケーキを机に置く。
キラキラと目を輝かせながらコウは飛びついた。
少し遅れてモカも手を伸ばす。
無表情だが、何となく纏うオーラが嬉しそうだ。

「み~……みっ」

頬を膨らませながらコウが言う。
どれだけ詰まっているんだ、それ。
頬袋でもあるのかお前は。
とにかく落ち着いて食べろ。頬じゃなくて喉に詰まるぞ。

「………………マスターも……早く座って、下さい………」

無表情のまま、モカが呟く。
静かな目で、黙って見てくる。
わかった。わかったから睨むな。
座るまで睨み続けられそうなので、大人しくソファに座る。
どうも怪我して以来モカが怖い。
あの後元気になったモカに怒られ、足の痛みが引かなかったので病院に行ったら医者に怒られた。
正直、皆心配し過ぎだと思う。
強度の打撲と言われたが骨が折れているわけでもないので、そんなに心配する事も無いと思うのだが。
考えているとコウの叫び声が聞こえた。
見ると溶けかかった…というかほぼ溶けたアイスに顔を突っ込んでいた。
…何があった。

「………………アイスを食べようとして…滑ったんです……」

見事に皿の上に乗っている。
何かの料理みたいだ。
服を摘んで引き上げるとアイスまみれのコウがじたばたと動いた。
マフラーや髪が、バニラアイスの白とチョコレートソースの茶色に染まって面白いことになっている。

「み~!」

こら、暴れるな。アイスが飛び散って周りが汚れる。
条件反射で近くのティッシュに手を伸ばし、コウを拭く。
……あ。

「…………………マスター…」

モカが言った。
驚きの色を帯びた声。
その気持ちがよくわかるような光景。
…やってしまった。
濡れたティッシュがコウに張り付き、破れ、大変な事になっている。
顔にティッシュが着いているせいで前が見えないらしく、コウは余計に暴れ始めた。
机に降ろしてティッシュを取る。
が、濡れたティッシュは中々上手く剥がれずボロボロになっていく。

「………………み…」

顔に張り付いたティッシュを擦りながらコウは息をついた。
大丈夫か?
問うと大きな声でみ、と言われた。
そして再びホットケーキを食べはじめる。
大して気にしていないらしい。
いや、それ以上に食い意地が張っているだけかもしれないが。
それにしても…。
メルトしたアイス、チョコレートソース、ティッシュ。
……凄い格好だな、コウ。
これは確実に後で風呂だな。
元々チョコレートソースをかけた時点で覚悟はしていたが、ここまで酷くなるとは思わなかった。
モカは大人しく食えよ。

「………………もう…遅い……です………」

汚れた服を見てモカが言う。
それでもマシな方だとは思うが。
こうなるとホットケーキのサイズをもう少し小さくするべきだった気がする。
小さくして、一つ一つにアイスを乗っけた方が良かったのかもしれない。
だがそれだとかなり面倒だな。
どうせまた頼まれて作ることになるのだろう。何か考えておかなくては。
悩みながら、ホットケーキを食べる二人を見る。
小さな身体で一心不乱に食べていた。
よくもそれだけ食べれるものだ。
口に出したわけではないが感じたのか、コウがこちらを見てにぱっと笑った。
嬉しそうだ。

「みーみっ」
「………………また……作って、下さい………」

コウの笑顔とモカの言葉。
また作ろうと思わせてくる。
二人に頷いて、冷めかかったホットケーキを一欠けら口に運んだ。
窓の外からは雨の音が聞こえてきた。

自分の辞書には「自重」とか「遠慮」などの言葉が欠けている様です。


素敵なアイコン画像を予感子様からいただきました。
兄さん必死です。
ありがとうございましたー。



・思い出とオルゴール後書き
ここまで閲覧いただき、ありがとうございます。
何故ここに書いたかといいますと、あの場に余計な文を書きたくなかったのです。雰囲気を大事にしていたので、それを壊すことはしたくありませんでした。…まぁ壊れる程雰囲気が出ていたかわかりませんが。

このお話は所謂死ネタというものです。文をぼかしていますが、最後は二人とも亡くなっています。
始まりで作者である自分が「KAITOと種KAITOの違いを追求した一つの結果」と言いました。まさにその結果がこの終わり方です。
種KAITOは生きている。KAITOは生きていない。これがこのお話の大前提です。
だから種KAITOはマスターが死んだ後、天国まで追いかける事が出来るのです。

KAITOの亜種というからにはKAITOに似ている部分、KAITOと違う部分、両方ある筈だと思っていました。アイスが好きなところ、顔が似ているところ、マフラーをしているところ。皆似ています。
では違いは?と考えた時に先に述べたあの考えが出てきました。性格に関しては元が性格あるものではなく、それこそ好きな性格を創造出来るので省きました。うちの子設定とかありますしね。
そのほかにも違いはあると思います。成長すれば大きくなりますし。

自分の中で種KAITOは死ぬと霧散します。アイスから生まれたので最後は溶けてなくなるのでは、と思ったのです。
そしてもう一つ、マスターが死んだら種KAITOも死んでしまいます。
…この設定については「KAITOの種シリーズ」でいずれ出そうと思っています。

長々書きました。すみませんお喋りで。
いずれ修正して投稿し直そうと思っています。自分にとって大切なお話なので完璧にしたいのです(笑)
タグ、コメントありがとうございました。
特にタグは思い入れのある話なのでいい話と言われて嬉しかったです。…最後、ああなってしまいましたが、いい話だと思っていただければ幸いです。
まだまだ語りたいことはありますが、そろそろ失礼致します。
次はいつもの通り書きたいです。それからもうすぐチャラい種KAITOことモノの話を書きたいですね。…挑戦状の締切が迫っています(笑)

ここまで読んで下さって、ありがとうございました!

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作品へのコメント4

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    ご意見・感想

    エメル様
    大丈夫ですよー。てか消すなんて勿体ないです;
    無礼って…全然平気です。何も感じなかったのでww

    ほのぼのきましたか…。
    あぁ…ほのぼのしてたんだ……←
    この雰囲気好きですか!ありがとうございます。
    自分的にはなんとも言えない雰囲気なんですがね;
    どちらかというと自分はギャグ系が苦手なのでエメル様が凄いです。
    シフォンケーキ食べさせてくだs(ダマレ
    「み」ですかww恐るべし「み」www
    ………ご、ご想像にお任せします(汗)
    因みに自分は相手によって態度を変えるタイプです。
    …………………エメル様鋭いよなー…ホント………(ぼそり)
    あ……すみませんすみません。友人がすみません←
    あれはもう…自分には手がつけられないんです……。
    カオスですよね。本当に…。

    閲覧&コメントありがとうございました!

    2009/05/25 00:26:37 From  霜降り五葉

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    ご意見・感想

    あわわ><すみません。朝、変なこと書いてたので書き直します。
    後で読み返してみて自分で自分に呆れちゃってます。

    ほのぼのキタ━━━━(゜∇゜)━━━━ !!!!!

    やっぱり霜さんの書くこの雰囲気いいですね~
    私ではとても無理です・・・だからギャク路線にしてるんだけどw
    は~アイスの乗ったホットケーキ、おいしそうですね。
    私も今からシフォンケーキ焼いてきます。これが得意料理(お菓子だけど)だったりします。

    コウくんの魅力って「み」かなぁ(オイ
    でもホント異常に可愛いんですよ~モカくんも可愛いけどコウくんは異常なほどw

    Sって・・・もしやゴマイトとマスターの関係ってゴマイト=友人、マスター=霜さんだったり?はずれてたらごめんなさい。ちなみに自分はN(ニュートラルSにもMにもなる)ですよw
    あと、とある世界の設定読んだんですけど・・・リアル寝込みましたw偏頭痛ですが(関係ない
    怖いよ~((><))でもあそこまでのカオスはいっそ清々しいかもしれないですねw
    消すか消さないかわからなかったので感想は書けませんでした。

    って書くつもりだったのになんであそこまで無礼なことを書いてしまったのでしょうか。
    朝の分は消します。気を悪くなさったなら本当に申し訳ありませんでした

    2009/05/24 22:31:42 From  エメル

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    ご意見・感想

    サターン様
    ほのぼのに見えますか。一安心です。
    氷菓イトの人気は何なのか…怖いです。
    浮気はいけませんよーww
    今度はモカイトが可愛いと思えるようなのを書きますね!
    ホットケーキ自体は作るの楽なんですが汚れるのを覚悟しないと駄目みたいです。
    アイス乗せたホットケーキ美味しいくて大好きです(聞いてない)

    閲覧&コメントありがとうございました!

    2009/05/23 00:08:16 From  霜降り五葉

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    ご意見・感想

    ほのぼの!
    素敵ですほのぼの!

    可愛いですねコウちゃん。
    い、いや! モカから浮気したわけじゃないですよ!←
    ホットケーキは難しそうですね。家の子は無理です...orz

    2009/05/22 19:47:29 From  琳琅/嘉穂

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