タグ:KAITOの種文庫
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……えー、っと……18cmってことは、人間サイズにすると180cmくらいか?
それにしては42gって、軽すぎね?
お前さ、
「何でそんながりがりなんだ?」
マスター
「ちゃんと育ててほしかった」
……なんだそれ?
ネグレクトでもしたかのような物言いだな……。
つまりあれか、あれなのか?...KAITOの種を埋め込んでみた 6
愁音
友人が体調不良で早退したらしい。身体が弱いわけではないはずだけど、早退するほど体調を崩すなど珍しい。
そう思っていた矢先、そいつから電話があった。それがまた妙な電話で、奴は一言も言わないまま電話を切った。
声が出せない程体調が悪いのだろうか。
助けを求めたかったのか何なのか、電話の意図を確かめるため...KAITOの種 番外編6(亜種注意)
霜降り五葉
ほぼ透明なマフラーや色素の薄いほのかに水色をした髪が、内側から紫に染まっていく。滲み出る紫の色はどんどんと濃くなっていき、あっという間に葡萄と同じ色になった。
コウがグレープアイスを食べたのだ。
今日は美鈴と黒ゴマKAITOが来ていて、お土産にと果物のアイスを持ってきてくれた。そのうちの一つ、グレー...KAITOの種32(亜種注意)
霜降り五葉
頭が重くて。痛くて。
息が苦しくて、辛い。
昨日から体調が悪かった。それは自覚している。それでも軽かったし、大丈夫だろうと思っていた。
朝も辛かったが、無理して活動していた。それが祟ったらしい。
会う人会う人皆に心配され、友人にはことごとく帰れと言われた。
体調も最悪だし、仕方なく帰ることにしたが、...KAITOの種31(亜種注意)
霜降り五葉
小さなホールケーキに蝋燭が一本。火が点されたそれを眺める二人の顔はキラキラと輝いていた。
モカとコウの誕生日祝いだ。
…正確にはモカが昨日でコウが明日だがまとめてしまった。何度もケーキ買いたくないし、あまり有り難みがないような気がして仕方なかったからだ。
しかしよく誕生日を忘れないでいたものだと自分...KAITOの種30(亜種注意)
霜降り五葉
気が付くとオルゴールは止まっていた。
話し終えた老女がふう、と息をつく。青年が飲み物でも持ってきましょうか、と尋ねたが老女は静かに断った。
青年の膝の上にある音の止まったオルゴールに老女が手を伸ばす。青年に手渡してもらうと、老女はネジを巻きはじめた。カリカリとネジの音が響く。
「もう歳ね……この程度...思い出とオルゴール3・完(KAITOの種/亜種注意)
霜降り五葉
がさがさと部屋中にビニール袋の音が響く。彼女は家中の“ゴミ”を袋の中に放り込んでいた。別れた彼氏との思い出の品は、彼女にとってゴミでしかなく、あるだけ辛いので捨てる。これが彼女の考え方だった。
あれもこれもと彼女がビニール袋に突っ込んでいる横、机の上で種KAITOが歌っていた。柔らかいがよく通る歌声...思い出とオルゴール2(KAITOの種/亜種注意)
霜降り五葉
陽の光が窓から差し込み部屋を暖める。暖かい空気と、それから歌がこの部屋には溢れていた。
窓際のベットに一人の老女。その直ぐ傍の椅子に、青年が座っている。
歌は青年の口から紡がれていた。柔らかく澄んだ透明な歌声。爽やかと表される声は老女の耳にとてもよく馴染んでいた。
青年は変わった髪を持っていた。薄く...思い出とオルゴール(KAITOの種/亜種注意)
霜降り五葉
右手をのばした先には、着信音を鳴らし震えている携帯。
左手のそばの箱の中には、いやいやと主張する種KAITO。
……さて、どうしようか。
「KAITO、アイスいらないの?」
「やーぁ……ひぅっ……」
声をかけてやれば、種KAITOは必死に泣きやもうとする。首もふるから、アイスがいらない訳ではないと思...【亜種注意】やってしまいました7【KAITOの種】
ちはれ(花見酒P)
街中でイルミネーションが点り、豪華な料理が出てプレゼントをもらう。子供は朝起きると綺麗にラッピングされたプレゼントが置いてあり、サンタに感謝する。
十二月二十五日、クリスマスの事だ。
……どうしよう。
気づけは二十六日、クリスマスは過ぎていた。
売れ残りのケーキが安くなっているのを見て、やっとクリス...KAITOの種29(亜種注意)
霜降り五葉
寒い日が続いている。
雪が降るとか、身を切るような寒さでは決してないのだが、それでも寒い。
年々暖かくなっているとはいえ、前後の季節に比べるとやはり寒い。
要するに、家から出たくない。
外の気温は辛うじて日中十度を越えるぐらいだ。そんな寒い所にわざわざ行きたくない。
そう自分では思っているのに、外に...KAITOの種28(亜種注意)
霜降り五葉
真っ赤に焼けた椛。夕焼けと相俟って、世界が赤く染まっている。
自分にとっては一年ぶり、二人にとっては初めての紅葉を見に来た。
夕焼けで街が赤く変わっていくのはよく見るが、木が紅いとまた別の景色だ。どこまでも、あかい。
「……………真っ赤…ですね……」
肩に乗っているモカが呟く。
言う通り真っ赤としか...KAITOの種27(亜種注意)
霜降り五葉
「よう、久しぶり?」
「いやいや、ネトゲとかで会ってたろ」
「……メンドイ……帰れよ、お前ら」
「あー、えー、お茶菓子何がいいですか?」
「茄子とアイス」「バナナ、ミカン、小倉アイスで」「タマゴアイス」
……自分とこのボカロの好物ばっかだしやがって……。
わかりました、そうにらまないでください!買っ...KAITOの種とがくぽかいとあわせてみた(笑)
愁音
翌朝
「ふぁ~……あっん……ねみぃ……」
あくびをしつつ部屋から出てくるマスター、に
「「おっはよー!マースタッ☆」」
タックルしてくる双子(笑)
「グハッ!ってっめぇらなぁ……!」
「「まーすたー!お兄ちゃんの種!見なきゃ!!」」
タックルをして押し倒した挙句この扱いですかー、そうですかー。
……...KAITOの種を埋めさせられた2
愁音
「何何?マースーター?それ」
「うんうん、マスター?何それ?気ーにーなーる!」
……それは、友人が落とした箱を拾ってしまったところから始まった。
「お前、これおとしたろ?」
「別に……まだあるし」
「……まだある……ってなんだよ、これ」
この時から、俺の不運は始まっていたのだ。
「アイスに埋める」
...KAITOの種を埋めさせられた
愁音
学校とは縛りの多いもので。修学旅行という特別な場で、自由行動なんて言っていても実際は班で固まって移動、さらには必ず行かなくてはならない場所を作る。先生が待っているから、きちんと班で行動していて全員無事だと知らせなくてはならない。
何と言うか、不便で融通の聞かない所だ。そういう所が面白く、この上ない程...KAITOの種 番外編5(亜種注意)
霜降り五葉
ずる……ごと……ガンッ!ゴンゴンゴンゴン!……ずる……。
「ふぅ……キーボードを運ぶのは大変だな……」
面倒くさがり、階段を下るときですら持ち上げずにキーボードを引きずってきた姉。
階段がへこんでいる。
キーボードも多少だが傷が増えている。
……使えればおk。
キーボードや家の傷から目をそらし種KA...KAITOの種を埋め込んでみた 5
愁音
「みーっ!」
「お帰りなさい」
二つの声と三つの視線に出迎えられ、少々驚く。玄関でモカとコウとそれからもう一人、黒ゴマKAITOが待っていた。
…やはりいつもと違う感じがする。
黒ゴマKAITO一人いるだけでこんなにも違うものだろうか。
『頼みがあるんです。お願い出来ますか?』
そう美鈴が電話してき...KAITOの種26(亜種注意)
霜降り五葉
満月の夜は星が少ない。月の光が星を飲み込んでしまうからだ。
ベランダで星を見上げながら三人でアイスを食べる。というか二人に食べさせる。
手摺りの上にいる二人が落ちないかと思いつつも、床だと高さ的に見にくそうなので仕方がない。なるべく大人しくしてもらおう。
「マスターっ」
先程からコウはアイスの催促ば...KAITOの種25(亜種注意)
霜降り五葉
なにはともあれ、この白濁(タマゴアイス)にまみれた種KAITOをどうにかすべきだろうと思い、風呂場へ向かった。
……説明を見た限りでは丸洗いおkで溶け消えたなんてことはない……と書いてあったが……大丈夫か?
ジョキジョキと安定もしていない種KAITOをタマゴアイスから強制的にとりだしたくせにそこは気...KAITOの種を埋め込んでみた 4
愁音
驚いて投げつけられた、というかたたきつけられたというか、なKAITOの種入りタマゴアイス。
「……床にクッションひいててよかった……」
転びやすいからクッションは必要なんだよな。
とぶつぶつ言いつつKAITOの無事を確認する。
無傷だ。
……でも……なんか、うなされてないか?
明かりに透かして見てみ...KAITOの種を埋め込んでみた 3
愁音
「たっだいまー。姉貴ー?
……風呂かな?
アイス買っておいてくれたy……ってタマゴアイスだけですか……そうですか……」
夜、弟が帰宅した。
玄関のものが動いているのを見て、姉貴が外に出るかなんかしたのか?
と不思議に思いつつ、居間に入る。
居間にあるアイス用冷蔵庫の中を確認すると、タマゴアイスしかな...KAITOの種を埋め込んでみた 2
愁音
「……KAITOの、種?」
今日、小包が届いた。
とても小さな箱が、包みの中に入っているようだ。
箱をひっくり返すと、ぽろっと種が落ちてきた。
青と黄色の種、何の種だと思いつつ箱を調べる。
その小さな箱には「KAITOの種」と書かれていた。
「……どうしろと……?」
ボカロを持っているわけでもなく、...KAITOの種を埋め込んでみた
愁音
机を隠すように覆いかぶさる靄。
水分の多い湿った靄は、近づくと手元が見えなくなるぐらい白い。
大きく息を吸い込んでゆっくり吹くと、ぶわりと舞い上がった。
霧の中から歓喜の声が聞こえる。
「みーっみー!!」
白い机の上では姿は見えないが、跳びはねる影が靄に映っている。
面白いか?
尋ねると間髪入れずに...KAITOの種24(亜種注意)
霜降り五葉
リラックマのボストンタイプのビニールバッグにラップタオル2枚、
フォイト用の浮き輪、水着2枚を詰め込み、フォイトに声をかける。
「フォイト~、準備できたかぁ?」
“まだ、ダメでしゅ。”
返事をしながらフォイトは鏡に向かって一生懸命髪を梳いている。
“うにゅ~、癖っ毛直らない~”
「大丈夫だ、ちゃんと...KAITOの種うえてみた③
癒音@怜泉
この小説はとあるイラストを元に書かれた小説です。
これらがいける方のみどうぞ
2番煎じです。
意味不明です
亜種です
ぶっちゃけこのお話に限って
読まなくても大丈夫な構成となっています。
これでOKな方は読んでみてください。...種のお話
モカ氷
「ただいまぁ~」
学校から帰ってくるとフォイトが抱きついてくる。
学校はサボれないが、まだ幼いコイツは一人になるのが寂しいみたいだ。
明日は幸い学校も休みだし、どこかつれってってあげようかな。
「フォイト~」
声をかけると首をかしげている。
自分の名前が分かっていないみたいだ。
仕方が無い、名づけた...KAITOの種うえてみた②
癒音@怜泉
この小説はとあるイラストを元に書かれた小説です。
これらがいける方のみどうぞ
2番煎じです。
意味不明です
亜種です
本家設定を無視して都合よく作ってます。
これでOKな方は読んでみてください。...種のお話
モカ氷
我が家に小包が届いた。
中身を見てみると今流行の「KAITOの種」だった。
早速埋めてみたいが我が家にはアイスが無い。
折角亜種が出来るのに普通のアイスじゃつまらないから
南ヶ丘牧場に行ってアイスを買ってこよう!!
一番人気のバニラと迷ったんだけど
やっぱりチーズ味のアイスにしよう!!
アイス購入~...KAITOの種うえてみた①
癒音@怜泉
KAITOの種を植えてみた②
次の日。
なんか生えました。
シャーベットが無くなりました。
新しいのをあげると、美味しそうに食べました。
いいなぁ…KAITOは。
この子の名前何にしよう。
まぁいいや。
夜になりました。
KAITOの夜ごはんをあげようと冷凍庫を開けたら、...KAITОの種を貰った②
あいすくれー