穢れ塗れがどの面下げて歩いてんだ
腐った膿溜まりを優雅に泳いでるお前らは
頬を赤らめて太った蛆虫と舌を絡ませてるゾンビ
眠れないぜ
どどめ色の鉤十字　盲目の夢
近寄らないでくれ

悟ってしまえば何も変わらぬ
ただ苦しみから逃げられるから暗闇だけが救ってくれる
そう信じているなら
言葉を吐くその重ささえ今は重すぎる
鮮明な明日は失われた希望に次いで求められない
足掛かりを見つけられないから痛い
ただ気紛れの悦楽に耽溺
ほら、気付きたくないのならそのままでいろよ
二度とここには来れないから
後先も考えずに遊びな

七日目
不意に色とりどりの唾を吐き散らしてる
哀れな自分が馬鹿馬鹿しくなるから
笑えない明日が来る

耐えきれない原色の波に呑まれ

薄明の中問うは俺の…
薄明に伏す沈黙も塞ぎ
風下が唸る
薄明が散りやがては全ては…
深い灰と後悔の森に…
ユラリ闇が誘い
この声も届かない