月明かり刺す街
踊る人影
”絶望”に包まれ
眠りに落ちる

雨降る
街並み
傘も差さずに走り抜け
足もと
濡らして
帰り道を急いでる

びしょ濡れの
君の手に
優しく触れると
伝わるよ
君の体温(ねつ)
この手の中
感じてる
君の虚(うろ)
それは大きくて
包み込む
君のこと
容赦はしないみたい

どこかで誰かが死んで
どこかで産声がする
そう死ぬために生まれた
”虚無”と共に眠る

星降る
宇宙の
果ての惑星(ほし)で巡り合った
二人は死なない
それでも虚は消えない

眠ってる
君の顔
柔らかいけれど
それほどに
もう君に
目覚めはない
寂しくて
悲しくて
君の唇に
口づけで
サヨナラの
あいさつを交わしたら

誰かの温もり
それは消えない永遠(えいえん)
夜明けの星たち
私のこと呼んでいる

眠りから覚めた
私の目に映り込んだ
”希望”に湧く街
そこに終わりはあるけれど

”希望”に包まれて
眠りに落ちる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

眠り姫

閲覧数:227

投稿日:2016/10/29 10:27:35

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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