Q・あなたのことを、おしえてください

「自己紹介?」
「みたいだね。カイトです。好きなものは歌とアイスとめーちゃんです」
「…メイコです。好きなものは…歌とマスターとお酒と家族です。…なによその顔」

Q・恋が生まれたきっかけは、なんでしょう。

「俺は一目惚れだけど、そういえばめーちゃんは?」
「…言わなきゃダメなの?」
「ダメでしょ、一応インタビューだから」
「…内緒」
「えー、教えてよー」
「…やだ。絶対あんた調子乗るもん」

Q・告白をしたのは、どちらですか?

「俺です」
「…あれ、告白っていうか…」
「なに?」
「…なんでもないわよ」
「顔赤いよ、めーちゃん?」

Q・お互いのこと、紹介してください。

「俺の大好きな人です」
「あ、あんたねぇ、もう少しマシな紹介の仕方を…」
「可愛くて綺麗で世話好きでしっかり者で、でも俺の前では甘えんぼで泣き虫な、俺の大好きな人です」
「……」
「めーちゃん、真っ赤」
「誰のせいよ!」
「ほら、めーちゃんも俺のこと紹介して」
「…うざいけど、…優しい人です」

Q・はじめてふたりきりになったのはいつでしたか?

「カイトがインストールされた日の夜かしら」
「自重するのが大変でした」
「自重しなさい初日くらい!」

Q・この恋をかなえるために、試したおまじないはありますか?

「…ある?」
「毎日めーちゃんをガン見してたけど、おまじない?」
「おまじない…ではないわね」

Q・1日のうち、どんなときにあの人のことをよく考えますか?

「毎時間毎分毎秒隙あらばいつだってめーちゃんのこと考えてます」
「…夜、寝る前とか…」
「朝目が覚めて真っ先に思い浮かぶ俺のこと?」
「メルト自重」

Q・ぎゅっと抱きしめたくなるのはどんな時ですか?

「毎時間毎分毎秒隙あらばいつだって抱きしめたいけど、強いて言えば真っ赤な顔で照れてる時。可愛くって可愛くってそのまま押し倒…ぐえ」
「…妹たちにいじめられて涙目になってる時」

Q・ふたりで黙って見詰め合っていられる時間はどれくらいですか?

「やってみようか」
「え」
「せーの」
「……」
「……」
「……///」
「…すみません、押し倒しても良い…ぐえ」

Q・さみしがりやなのは、どちらですか?

「カイト」
「めーちゃん」
「……」
「……」
「いやいや、あんたでしょ」
「いやいやいや、めーちゃんでしょ」

Q・恋人の尊敬できるところはどこですか?

「しっかり者で、いつも家族のために頑張ってくれるところ」
「…家族のことを、いつも大事にしてくれるところ」
「えへへ」
「…なによ」
「ん?なんでもなーい」

Q・もし、一日だけあの人と入れ替わったら、何をしたいですか?

「おっぱゴフッ」
「低い声で歌ってみたいです」

Q・あの人が拗ねてしまうのは、どんなときでしょう?

「…しつこく絡んできても相手しなかった時」
「しつこいとか…」
「事実じゃないの、拗ねると体育座りだし」
「だって構ってほしいんだもん」
「いい大人がだもんとか言わないの」
「むー」

Q・どうしてもわかりあえないことは、ありますか?

「妹達の前ですぐ抱きついてくること」
「抱きつこうとするとグーパンが飛んでくること」
「……」
「……」

Q・きょう、何回キスをしましたか?

「ん」
「…ちょっ…!」
「今ので7回目です」
「こ、このバカイトっ!!//」

Q・はじめて結ばれた日のこと、こっそり教えてください。

「そ、そんなことも答えなきゃいけないの?//」
「はじめてねー、あれはちょっと恥ずかしいよね?」
「…そうね、あんたぽろぽろ泣き出すし」
「あああああ聞こえなーい」
「ああいうのって普通泣くの女じゃないの?カイトくん?」
「あああああハイ次行きましょうか次」

Q・あの人は、どんな匂いがしますか?

「なんていうのかな、花みたいないい匂い」
「そう?自分じゃわかんないけど…」
「甘くってずっと嗅いでたいです。俺は?」
「…口元からアイスの匂い。また夕飯前に食べたわね?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
 
Q・伝えたい思いを、顔文字にしてみましょう。

「( ゜∀゜)o彡°」
「ヽ(#゜Д゜)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ」
「あ、ちょ、痛い痛いほんとに蹴っちゃだめだってめーちゃん」

Q・内緒の恋ですか?公認のカップルですか?

「公式です」
「いや、あのねカイト、公式じゃなくて公認ですかっていう…」
「公式です」
「…だめだ、目が本気だ」
「カイメイは公式です」

Q・ ふたりの思いを天秤にかけたとしたら。恋の重みはどちらに傾くのでしょう。

「間違いなく俺だと思います」
「……」
「俺ばっかり好きで、悔しいくらいですけどね」
「…そんなこと、ないでしょ」
「え?めーちゃん今何か言った?」
「別にっ//」

Q・いちばん長くてどれくらい、会わないでいられますか?

「5分」
「短すぎる」
「だってずっと一緒にいたいもん」
「この間、レコーディングで私5日間いなかったじゃないの」
「…うん」
「その時はどうしてたの?」
「…妹と弟達に聞いていただければ分かります」

Q・”ケンカして口を聞かなかった”最長記録は?

「5分」
「短すぎる」
「すぐに謝ることが男らしさだと思っていますキリッ」
「…だ、そうです」

Q・「世界中でいちばん幸せ」と思うのは、どんなとき?

「……」
「……」
「…あんたから言いなさいよ」
「…たまにはめーちゃんから言ってほしいなぁ?」
「…//ぎゅって、されてる時です」
「えへへ、ぎゅって、してる時です」

Q・たくさんの人がいるところでキスしたくなったら、どうしますか?

「します」
「すんな」
「えーじゃあどうすればいいのー」
「我慢しなさい家まで」
「家ならいいの?」
「…ニヤニヤしないの//」

Q・あの人じゃなきゃダメなのはどうしてですか?

「…分かりません」
「…分かりません」
「でも、めーちゃんじゃなきゃ嫌です」
「…右に同じ、です」

Q・守られたいですか?守ってあげたいですか?

「…守ってほしいし、守ってあげたいです」
「左に同じ、です」

Q・これは、最後の恋ですか?

「……」
「…なによ」
「いや、同じ答えだと嬉しいなぁって思って」
「…じゃあ、せーので言ってみる?」
「うん、いいよ」
「せーの」


「…「最初で最後の恋です」」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【カイメイ】恋するふたりに質問です

いい夫婦の日と聞いて!
前作が真面目(当社比)だったので、力を抜いて書いたらこんなのが出来ました。
小説じゃなくてインタビュー形式というズルさ。
うちのカイメイのスタンスはこんな感じですという紹介です。

きっとインタビュアーは妹か弟の誰か。
ミクなら楽しそうに、リンならニヤニヤしながら根掘り葉掘り、レンならげんなりしながら、ルカなら般若の形相。
お好きなインタビュアーでお楽しみ下さいww


質問出典はパルコ出版『ラヴァーズ・ダイアリー』
http://www.parco-publishing.jp/bestsellers/index.html

閲覧数:1,826

投稿日:2010/11/22 00:19:15

文字数:2,677文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • マーブリング

    マーブリング

    ご意見・ご感想

    相変わらず、キョン子さんのカイメイはニヤニヤが止まりません! 何回も読ませていただきますー

    2010/11/27 22:58:49

    • キョン子

      キョン子

      >マーブリング様
      おおおおお!!またおいでくださり恐縮ですありがとうございます!!!
      ニヤニヤしていただけた上に何回もだなんて…!嬉しくてなんかもう(`;ω;´)ブワッ
      頑張ります!次も鋭意作成中ですので、是非またお越し下さい☆

      2010/11/29 08:46:37

  • forestempire

    forestempire

    ご意見・ご感想

    初めまして、おはようございます。
    ずっとキョン子さんのカイメイ作品をニヨニヨしながら読んでおりました♪
    ROMに徹するつもりでいたんですけど、この作品を読んだらどうしても叫びたくなってしまいまして!


    『カイメイは公式だ-----!!!』


    ギャー!
    ですよねぇ!!ですよねぇぇ!!!公式だと思っていましたとも!!!!


    はぁはぁ、すいません、朝から絶叫失礼しました。
    このニヨニヨ感を抱えたままニヨニヨと仕事に行ってこようと思います。

    2010/11/24 08:18:10

    • キョン子

      キョン子

      >forestempire様

      はじめまして!!メッセージありがとうございます!!!

      ででででででですよねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!(落ち着け)

      カイメイは公式ですよねていうか公式じゃない理由が分からないですよね!!!
      私も絶叫したいです!!!カイメイは公式だーーーーーーーーーーーーーーー!!!

      ハァハァ…暑苦しいお返事失礼しました…
      前から読んで頂いてたなんて嬉しいです!//これからも頑張ります、カイメイへの愛は一生消えないと思いますので!!また遊びにきてください☆
      ありがとうございました!

      2010/11/25 11:54:27

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