【前編からの続き】
「ほら、IA。帰るよ」
「え~~、まだ居たいです~~」
「帰る前に、そのポケットに隠してる私のパンツを返せ!」
ミクがIAのポケットからはみ出してるシマシマ模様の生地を
目ざとく見つけ引っ張り出す。
「う~~!、代わりに私のパンツ置いてきます……。だから下さい☆」
「いらん&やらん!!」
ミクが怒ってもIAは「デヘヘ」と笑うばかりである。
二人のそんなやり取りを聞き流しルカは
ひょいとIAをカバンに詰め込んでメイコと一緒に
部屋を出た。
カバンからはIAの叫び声が何となく聞こえるが
ルカはそれを無視する。
玄関先まで二人を見送ると外はすっかり暗くなっていた。
「じゃあね!」
「あしたね」
手を振り二人を見送るとカイトは部屋に戻った。
「も~~!何なのよ!アイツ。只の変態新機種じゃない!!」
「なんだか楽しそうだったじゃない」
「ドコががさ!!」
興奮が冷めふーっと鼻から息をつくと
ミクはカイトのほうを見た。
「ねえ?カイトは、おっぱい大きいコが好きなの?」
「……、お前、唐突に何を言ってるんだ?」
「二人とも大きかったね……」
「ん―――、そうだねぇ……」
ミクは少し落ち込み、カイトはほんのり顔を赤くした。
「……ねえ、私もおっぱい大きい方が良かった?」
カイトはカラ笑いするとミクに言った。
「変な言い方だけど、好きな人のおっぱいなら―――
小さくても、大きくても、一番好きなはずだよ」
「……良いこと言ってるようだけど、
優柔不断なカイトらしい発言だわ」
「それ、俺をけなしてんの?」
ミクは腕を組んで優しげな表情を浮かべる。
「うふふ!そういう事、正直に言える
あなたが可愛いって思っただけだよ!」
「……」
カイトはミクから目を逸らし
窓からみえる夜空を見た。
ほんのりと顔が熱くなり、それを悟られぬように
しているのだが、どうやらミクにはバレてるようだ。
ニヤニヤとしてるミクの表情は見なくても
手に取るように分かる。
悔しいが、この熱さが引くまで
カイトは夜空の星でも数えていなくては
ならないようだ。
「そりゃないでござる」
ナスの模様がお気に入りの茶碗をさすりながら
ガクポはお風呂上りのグミに不満を溢す。
「だって、今日も習い事の日だったんだもん」
ドライヤーで髪を乾かしながらグミは机の上で
ちんまりと胡坐をかくボーキャラのガクポに言った。
「それは……仕方が無いでござるが……次の機会は
是非ともカイト殿と親交を深めて貰い
願わくば拙者の事も紹介して欲しいでござる」
「わかったよ。今度、君の事、話しておくね」
「うむ!流石、我が主様でござる」
グミの携帯電話が震える。
「ふーん、カイト君って”ミニスカ☆ナース”の
コスチュームが大好きなんだって!うふふっ」
メイコからのメールを読んでグミは微笑んだ。
「なんと!カイト殿がですか!」
「これは、ガクポ君も、ミニスカ☆ナースの
モジュール着たほうが良いかも?」
イタズラな目でガクポの方を見る。
腕を組み少し唸りながらガクポは言った。
「むむむ!それは―――
やぶさかでは、無いでござる……」
「あはは……、着ちゃうんだ」
ガクポとグミは目が合うと
声を合わせて笑った。
【おわり】
Desk Top MyMaster!
―EP6―後編【憧れのお姫さま】
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[Aメロ]
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欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
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悲しいから歌った。
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ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲

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