#47「再認」
女王様は…いや…メイコさんは…ルカさんの胸の中で泣いていた
女王という立場で、誰にも弱みを見せられないでいた彼女…
そして…今回の一件をずっと気に病んでいたはずだ……
「ほら……もういい加減に泣きやみな…リン達が待っているだろ?」
ルカが優しい声で抱きしめているメイコに向かってそういった
「うん……ごめんなさい…」
袖で涙をふくメイコ
「メイコさん。ほんとに今回の一件はメイコさんのせいじゃないから、気にしないでね」
リンが二コリと笑って見せた
それから少し時間がたって……ルカの腕の中から顔をあげるメイコ
「お恥ずかしいところをお見せしました……本題に戻りましょう」
女王は涙を拭いて立ち上がると、キリッとした姿にもどった
でも、どこかさっきとは違うような……すっきりとした部分を感じられた
「では、いいですか?もう一度、確認します。カイトさん、あなたは妖精の存在を他言してはいけません。」
「はい、わかっています」
彼女は女王としての威厳を表面に出して、僕にそう念をおした
「そして、もう二度とこちらの世界に来ることは許しません。と、いっても妖精の力なしでは、もどっては来れないのですが…」
それにも黙って頷く僕
「ただし、ルカとの約束があるようなので…そして、リンもそうしたいと言っているので、特別にリンと、リンが大人になるまでの間、人間の世界で一緒に暮らすことを認めます。」
僕がリンの方を向くと、リンも僕を見て二コリと笑った
まるで、「心配しなくてもいいよ」といわんばかりだった……
「リンが大人になったら、リンは自らの力でこちらの世界に戻ってきてください。その時、私は女王の座をリンに譲ります」
「私は……女王は、メイコさんの方がいいと思うんだけどなぁ……」
そのリンの一言はみんな聞こえていたが、誰も反応しなかった
「カイトさん、これでいいですね?」
真剣な眼で僕を見つめる女王からは、さすが一国の主と言わんばかりの威厳と……
リンをあなたに任せるという強い意志を感じた
「はい。必ず僕がリンちゃんを守って見せます!」
僕もそれに応えようと精一杯の気力を込めて返事をする
すると、女王は二コリと優しく微笑んで「よろしくおねがいします」と言った
「では…こちらを指にはめてください」
そういって女王は【妖精の指輪】を僕に手渡した……
「さきほど申し上げた通り、この指輪をはめたことのある人物だけが、この世界から抜け出すことが出来ます。すでにリンははめたことがあるので、カイトさんがはめればここから出られます。」
その指輪は細く…僕は自分の小指にそっと指輪をはめた
すると、指輪についている宝石がさっきよりもキラキラと輝き瞬いて、辺りを光が包み込んだのだった
コメント3
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ご意見・ご感想
Turndog~ターンドッグ~
ご意見・ご感想
ミクの出番が近づいてキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ(うるさい
私の考えを言わせていただきますとあの指輪の光にはまず妖精の世界と人間の世界を隔てる空間の歪みのようなものを装着者の周りだけ一時的に正す能力がありこれにより二つの空間の移動を可能とし更に組成の違う空気に数日間ないしは長期間晒されたことにより人間界の空気に適応できなくなる可能性を考慮し瞬時に両方の世界の空気に対応できるように体質を変化させr
(約0.1秒で語っておりますが長くなるので以下略)
2012/08/09 11:41:12
しるる
ミク&レンの人気が高いな
これは裏切れらないようにしなきゃな?w
え?なんて?
早口で何言ってるかわからないw
テープの巻き戻しみたいにキュルルいってるけどwww
2012/08/09 21:52:24
イズミ草
ご意見・ご感想
では、とうとう、帰るんですか?
人間界に??
じゃあ、レンくん登場ですね!!!www
ミクも!!
えとですね……、「目が覚めたら、人間界だった」とか、「孤児院だった」とか…、そんな感じですかね?
それか、なんかまた違う何かの能力がカイトに宿ったとか……?
2012/08/08 10:30:47
しるる
一応、帰る日なのですが…ww
まぁ、光っちゃいましたのでww
きっと、まだなんかありますwww
ミクとレンは待ちぼうけでしょうね?w
2012/08/08 20:48:45
雪りんご*イン率低下
ご意見・ご感想
きましたねきちゃいましたね~!←
いや、メイコさんホントお美しいです結婚してくだs(ry
ウチ的にはなにかしらの意味があると思いますよアノ指輪。
っていうか意味なきゃどうなるかわかってますk(殴
2012/08/08 00:28:19
しるる
メイコさん、素敵です!
大人の魅力全開でかっこよいです!w
ま、そうですね?w
ただ光っただけなんてことはないですよね?ww
2012/08/08 20:47:37