作詞曲:夏山よつぎ


僕等が描いた青春は
誰かが描いていたフィクションだった
巷で噂のペテン師が明日の天気を占う

“大人”っていうそこの連中は
“正義”っていう名のナイフを持った
僕等の将来の夢さえ◯と×を付けた

「最低だ」
道行く人は彼の首にロープを掛けている
一体自由って何者だ?
日刊:Suicide Note
Tell me、一体全体 正解は何だい?

ただ何度も何度も泣いてしまった夜でさえも
愛とかいう名の鎖は逃げ出す僕を阻んだ
仮面の下にさえ本当の僕はもういないらしい
「そんなの機械の歌声だ」って嗤われたって
「愛とかなんとか煩いな」って疎まれたって
ヘッドホンに潜り込め
ねえ、そろそろ気づいているんでしょ


「人生は不幸の連続か?」
ここらでちょいとアンケート
沢山の幸せ者達が一斉に手を挙げた

地上に堕ちた天使(エンジェル)を
救ったあいつは英雄(ヒーロー)だった
一方で悪魔を救った僕は石を投げつけられた

暗い狭い視界から覗く未来が大嫌い
教えて頂戴
「期待ぐらい抱いてみない?」
世界におやすみなさい

「最低だ」
道行く人は屋上から彼を蹴落としてる
奇怪な無神論者
日刊:Suicide Note
あーもう 一切合切 正解でどうだい?

朝が来ても僕等はこのままずっと眠っていたくて
夜が来ても僕等はそのままずっと眠れないでいて
時計の針を止めたってこの心臓は動いてしまう

その怠惰な生活に病名を与えてほしいか?
献身的なプライドは全部ゴミ箱にポイだ
早まって焦って宙に舞う
白紙の僕が空に消える

もしどんなに僕等を蝕む鎖が正しくたって
逆らって抗って踠いて叫んで嗤ってやるんだ
そんな唄を歌ってやろう
僕等が“大人”になってしまう前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

日刊:スーサイドノート_歌詞

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投稿日:2019/04/23 19:23:46

文字数:740文字

カテゴリ:歌詞

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