真っ赤な着物拵えて
張子の虎の指を重ねたの
葉っぱで爪は隠すの
空音 撫ぜる為に

ぱぱぱ、
ぱぱぱ。

薄荷の花に誓って
唐紅の嘘を重ねたの
唯の一つで好いの
約束を教えて

容の無い この詩想の庭 木々の奥深く
ぱっと花咲け 艶やかに 嘯く様に

ひらり、ありふれて純情
屹度 晴れやかに
境界なんて曖昧でしょう

光 浴びながら煌めけ
いつか雨上がり
末代まで
呪いかけて 祭り騒ぎ

待ったは掛けられないと
抗えないと 老いを重ねたの
参つの御伽噺も
ほらね、信じるのでしょう 

中味は 有象無象の葬列
無数の火玉を連れて
ぱっと斬り裂け 派手やかに
飛沫を挙げて

僕の命は生生世世
活かすも地獄 殺すも地獄
御前の命を呉れないか
月夜が満ちる

ひらり、ありふれて純情
屹度 晴れやかに
境界なんて 到底曖昧でしょう

光 浴びながら煌めけ
いつか雨上がり
末代まで
呪いかけて 祭り騒ぎ

真っ新な画を描いて
何時何時迄も夢を視ていたの
また独りで眠る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

いろはに咲きて

作詞・作曲・編曲:samayuzame

閲覧数:1,204

投稿日:2020/09/26 14:13:55

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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