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53件
手招きされてふわりと香る
どこか懐かしい乾いた匂い
秘密主義者の心の奥に
隠されているのは絶望じゃないのかも
今日は影の中
明日は光源へ
目覚めるたび生まれ変われるの
袖を通す感触
本質は魔法だと気付いた
どきどきしているの...永久に枯れぬ花

ヰ世界情緒
どこかに置き去りにされてる手鏡
退屈凌ぎの映画 もう見飽きてる
静かな海の中穏やかな波に揺られそっと
漂うだけの日々 空の色もくすんでしまった
窮屈な未来 少しだけ変えたくて
新しい靴で今踏み出した
鮮やかな世界をずっと心が求めてたんだ
五線譜に描いた自分だけの物語
瞳から溢れた涙は悲しいからじゃ...FARAWAY

ヰ世界情緒
もしも当たり前の事が当たり前じゃなかったら
もしもキミのいない世界だとしたなら 見ていた夢も違うね
どうしたらいいかな 毎日が輝いて
伸ばしたキミの手で 物語が動き出す
キミがいる世界が一番 色を落とした夢も鮮やかになって
ただキミにだけ届いていてほしい 交わした指切り 大切にしてるよ
今ここに立っ...モシモノセカイ

ヰ世界情緒
あなたとわたしの境界線
見当たらないのは何故だろう
分からない 解らないよ
誰か教えて
優しい魔法なんかじゃない
暗くて醜い呪いなの
人間らしく生きた
幼い捨て猫
飲み込まれて
痛みを知って...まぼろしの行方

ヰ世界情緒
どことなく昨日とは違った
真昼の景色も秒針も
傷痕の導きに任せ描いた絵画
静かに闘志が覗いていた
本来の輝きに 愛情の眼差しに
何遍も焦がれていた
(焦燥は、道すがら)
淡々と名前を書く 才はきっと裏切る
永久に向き合うべき、自分自身
Under the moonlight...ラケナリアの夢

ヰ世界情緒
史上最悪な日も
史上最高な日も
君と手を繋いでね
手繰り寄せた青春
怖い夜も 美しい朝も
目を覚ませば君がいた
LOVEすぎる
些細な喧嘩も遠回り
近道を知っているのに
単調なリズムも...LOVEぃ

ヰ世界情緒
切望の雨 濡れた髪の雫冷たくて
有形の光求め彷徨っていた
最後に、さよなら。
粉々に砕かれても
硝子の輝きが消えることはない
もう二度とこの声が
届くことはないこと
海原に影を落として
項垂れた空を見た
寂しいよ...BREATHE

ヰ世界情緒
どこかで見失った君をまだ探してる
空も飛べない、大きな声も出ないけど
ここで、歌い続けてる。
手のひらからこぼれる
砂をただ見つめてた
変わらないものを求めて
彷徨ってる瞳が悲しい
歪みを愛せたら良かった?
どこか遠い目をしていた頃の
あなたを何故か、...ETERNAL

ヰ世界情緒
夢見てた あの日の隙間から
目を閉じて 縁をなぞる
あの影が 今は眩しいと
ひとり 手を振って
実らない苦節にも 意味を与えて
解いてく身体には 望みを託して
月影に照らされた 饒舌な夢がまた指をさす
行けど暮らせど 名の無い旅路
声に宿し 紡ぎだす
その先に あなたがいるから...みらいのかたち

ヰ世界情緒
繰り返すだけの日々に
不意に胸が疼く
扉開けた世界は
どんな景色広がるかな
何処にだって行けるの
自由に描くから
これが私の絵の具
顔を上げた空の下には
花が咲いていたの
どれひとつ同じ色はなくて...果てなきソラへ

ヰ世界情緒
どうかしてる
愛想ないセンテンス
ねぇ 貸して
きれいな細胞を
たった一度の皆勤賞
帰り道にどうか気をつけて
きっとあなたの人生が素敵なものでありますように!
告白の途中
飽きもせずに生きてクレイジー
その歴史に混ぜてよ...アンビバレント

ヰ世界情緒
託された花は
いつでも傍にいるの
偽りでも
心の傷を癒せたら
愛が届かなくても
言葉は消え入れずに
答えが見えない
遺す道は色づいて
重ねた想いはひとひらの
花に咲くメロディ...眠りゆく芽吹き

ヰ世界情緒
異常数値が生み出す自我のFAKEを誰かが望んだんだ
無抵抗では消えてく自我の選別
あぁ 理想数値に拘る人の程度が誰かを奪ったんだ
無責任だと踏み出す心が揺らいだ
限られた未来の寿命を求め 私は機体と駆け抜ける
突き進め 正義 全部身に纏って この命守る為
似せられたFAKEだって? いや無関係 こ...システムズコア

ヰ世界情緒
揺らぐ瞳の奥深く
許されたわたしがいて
堪らず泣いてしまいそうになる
愛を、愛を。
ささめく絵空事だって
笑わずに聞いてくれたから
そうだね。生きるよ、明日も。
寧日の歓びと
陽の恵みに祝福を
悲しみは抱き締めるよ...ANGELIC

ヰ世界情緒
託された数多の時間に想い馳せる
貴方の命がこの胸で呼吸する
初めて生まれた気持ちに名はなくて一つ一つに問うよ
君はどこへ向かう?
この世界が愛しいのに息が詰まるよ
波打つ悲喜の緊迫感を
包んでくれた無限のアニマ
どうか自由なヰ世界に連れ出して
広い未来に解き放って内なる全てを
君の一部でありたいと気...描き続けた君へ

ヰ世界情緒
わたしは眠る白
一人きりのこの箱庭の中は静か
鳥も鳴かず風も吹かず
ただ呼吸だけを繰り返す
きらいなこと数えていた
「どうして。なにもない?せかいは。」
堪え切れずに喉奥から
哀切のうたが流れた
旋律はひとりまたひとりと
感情を揺らし...そして白に還る

ヰ世界情緒
こわれるまでだきしめて
眠りにつくまで
水無月の雨すら
流しきれない
私のほほにこびりついた
深い碧色
はやくはやく手を綱いで
日暮れ前に瞳を見せて
人形遊ははじめてですか?
こわれるまでだきしめて...ラピスのお人形

ヰ世界情緒
理想セカイ 『私、こんな筈じゃ無い』って
美粧などいつか枯れるもの
昨日とは違うセカイに憧れてた
偽装だらけの言葉に何か壊れた
Lindo Lindo 憐れみ憂う
Lindo Lindo くだり滲む
Lindo Lindo 憐れみ憂う
Lindo Lindo 静かにキミの手を離す
セカイはキミ無し...キミ消失セカイ

ヰ世界情緒
嫌々、私の本心を
嘘で塗り固めないで
曖昧な態度 虚実の愛を
飲み込んで 夜の狭間へ
わがままに踊る心臓
愉快な心情 止まる赤信号
張り詰めた謎の緊張
悟る数秒の出来事、陰謀
ありふれた喜びや希望
忘れていた昔の絶望...生存

ヰ世界情緒
誰も悲しむことはない
何も残すことはない
悪が悪を討つ
ダークヒーロー
闇夜の光は黒がいる
太陽の下でも影はなく
恨みに突き刺す刃
助けを叫んでも響かない
心の叫びが裂けたとき
大事な物と引き換えに...ダークヒーロー

ドライブ
夜明け間際
少しずつ明るくなるように
覚醒していく
夢と現実の乖離に苛まれる
今日も変わらず変えられない呪縛の日々
妄想と現実の狭間に縛られて天秤が傾きゃ即犯罪者
目標も無くのんべんだらりと過ごしてゲームとネットに逃げ込んで現実世界は引きこもり
恋愛ゲームじゃ食ってもいけず
バトルゲームじゃ歯牙にも...天秤

ドライブ
あなたにルールがありますか
自分のルールを外した他人を許せていますか
今日も正義の名の下に争いが起こっている
自分の信念がそんなに正しいのか?
自分の信じるものがそんなに正しいのか?
自分を正当化するために都合よく解釈してるのではないか?
イジメも国の争いも自分の弱さを隠し他人を傷つけ自分の正義を正...正義という悪魔

ドライブ
十八枚目:
昨日の朝、三歳の妹が死んだ。
原因は、母の育児放棄によるものだった。
食事もろくに与えず、家に居る時間も次第に減った。
毎日私が、母の代わりにオムツを変えたり、
ミルクを与えたり、身の回りの世話をしていたものの、五~六歳の私が一人でするのには限界があった。
父に裏切られ、シングルマザーと...名無しの手紙(十八枚目)

Kurosawa Satsuki
朝顔
幸福とはこの事か。
美しい女性だった。
容姿ではなく、心がだ。
少なくとも、俺からしたら綺麗だった。
汚れを知らないのか、彼女は俺に笑顔を向けた。
嫌われ者だからこそ、叶わない夢だからこそ、
せめてもの慰めの為に、
見えない何かに恋をしようと思った。
……………………………………...花言葉(朝顔)

Kurosawa Satsuki
少女は見た。
真夏の夜の出来事だった。
着物姿の色白の女性が、
向日葵畑の中で天を見上げ、
美しい音色を辺りに響かせながら歌っていた。
悲しく切ないその歌声に、少女は心を奪われた。
たった数分の出来事だったが、
気がついた時には、自室の寝床にいた。
少女は、先程見た光景が夢である事にガッカリした。
...花言葉(向日葵)

Kurosawa Satsuki
桜
私は今日、入籍した。
相手は、大手企業に務めている若い人だった。
若いのにしっかり者で、人柄も良く、
なんでも気が利く人だった。
プロポーズは、海が一望できる海辺の街でされた。
無理を言わず、昔ながらの亭主関白という訳でもなく、家事も文句一つ漏らさず卒なくこなし、
私に、理想の夫像を見せてくれた...花言葉(桜)

Kurosawa Satsuki
女の子の人間関係は複雑である。
男には理解できないほど、大変なのだ。
私がその事を知ったのは、
小学校に上がってからだ。
幼稚園の頃はまだマシだった。
他人に合わせる必要はあまりなかったから、
割と簡単に友達が出来た。
グループ内での上下関係があるのは、
小学生の頃からで、私はそれが嫌だった。
自分...花言葉(椿)

Kurosawa Satsuki
お別れの時期がやって来た。
自分の年齢すらも覚えていないが、
周りからは、
おばあさんと呼ばれるようになった。
今まで書いた物語を読み返すが、
あの頃の気持ちが分からなくなっていた。
私は今まで何を成し遂げたのだろう?
多分、何も無い。
名誉も勲章も、財産もない。
残ったものは、...花言葉(百合)

Kurosawa Satsuki
1章(盲目少女とピアニスト)
私の世界は真っ暗だ。
それは、とある出来事がきっかけで始まった。
触覚、嗅覚、味覚、聴覚、
生きるのに必要な感覚は確かにある。
でも、唯一私に足りないのは…。
……………………………
寂しい時、悲しい時、辛い時、
私は時々妄想をする。
そして、あの頃の記憶にはいつも、...妄想ピアニスト

Kurosawa Satsuki
私は物心付いた時から、化け物が見えた。
そして、それを知ったみんなは、
私を気持ち悪がった。
…………………………………………
人の形をした黒い化け物達は、
昼も夜も関係なしに、
街、駅、家の中と、あちらこちらにいた。
私はその黒いものがなんなのか、
分からなかった。
……………………………...幼い少女の独り言

Kurosawa Satsuki
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